ルーフキャリア用自作台の改良 タンデムアイランドを運ぶ

この年末年始、葉山港が期間限定で使えるようになった中で、新しい360度カメラInsta360 one X2を試すことは最優先でしたが、もうひとつ試したことがありました。

それは、車のルーフキャリアの上に載せる自作の木製台、パレットと呼びましょうか。

2017年4月、タンデムアイランド購入時に作ったパレット1号を作り替えました。

この「1号」は初めてということもあり、殆ど全てを2×4材で組みました。頑丈なのは良いことですが随分重くなってしまいました。

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◆すべて2×4材で組んだパレット1号 しっかりものでした◆

そこで、軽量化したのがパレット2号です。

今回、2×3材、1×3材と1×4材を使うことで重さを軽減しました。

そもそも、なぜこんなパレットを?ということですが、私が運ぼうとしている車(セダン)だと、キャリアのバーの幅が60センチほどしかありません。騙し騙し70センチくらいにしていますが、そこに560センチのタンデムアイランドを載せるのはさすがにいけないと思いました。

購入時にマリンボックス100の沼野さんからアドバイスされ、台をつくることにした訳です。

パレット2号の長さは220センチ程あります。

でも正直この2号、タンデムアイランドを載せる際に壊れるのではないかと怖かったです。

恐る恐る使ってみましたが強度的には合格点。ただ試作段階で改善点が見つかったので改良も済ませました。

私のようにカヤック を車に積んで移動する者にとって、運ぶプロセスでの障害はなるべく少なくしたいものです。その障害があればあるほど海に出る意欲を削がれるからです。

 

これがその2号です。

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重さは1号の15㎏から10㎏になりました。たった5kg減でしたが、半分くらいになった感じがします。すっと持てるようになりました。

もし、アドベンチャーアイランドをカートップで、とお考えなら参考にして下さい。

ただ、ご自宅にこの台の置き場も確保して下さいね、結構大きいですから。

いっぽうで、タンデムアイランドを載せるのは…ご自身の責任でお願いします。

重さ、長さ、キャリアの仕様どれを取っても普通車にとっては全てオーバーロードですので。車の屋根が潰れないかと実はヒヤヒヤしています。

(だからあまり遠出しません。また下道より高速道の方が車への負荷が少ないと思って葉山までの道のりは殆ど高速道です)

使い勝手も問題ありませんでした。

 

海に出られない時は、こうやって側方支援のことを考えるようにしています。

 

今のところネックは車庫から車へ、車から車庫への移動。これをもっとラクにしたいです。現状の車庫ではこれが精一杯とは思っていますが、まだ何か、改良できることがあるかも知れません。

そのまま引き揚げられるくらい(3mくらいの)背の高い車庫か、トレーラーのまま置いておけるスペースが欲しいっ!

それはちょっとできない相談ね♬

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◆車には無理を強いています◆

載せた状態を観察するとパレットの木がしなっています。しなるってありがたい特性ですね。ちょっとだけ不安になってますけど。

ついでに書きますが、キャリアのバー(鉄製のパイプ)もしなってます(コワ~)

※パレットの設計については、車種によってちょっと変わってきますが、大事なところを後日書いておくことにします。