最近怠けて記事を書いていませんでしたが、冒険は続いています。
先日11月7日は北寄り8m/秒の風の中、葉山港から姥島・・・通称“烏帽子岩”まで行ってきました。これまでで一番の遠出です。
葉山に着いたころはマストやリギンをすり抜ける風がピューピュー鳴っていて出すか否か迷っていました。葉山港の管理棟には「注意して航行せよ」との黄色の旗。
気分をネガティブにさせたのは、桟橋脇に停まっていたパトカーと救急車。どうやらSUPで遊んでいた男性が救助されたみたいでした。この強い北風でSUPは危険です。あっという間に沖に流されて、パドル1本ではとても対抗できません。
でも、その男性は元気そうだったので安心しました。まるで犯罪者のようにパトカーで連れて行かれてしまいましたけど。
ヨット部の学生さんもまったくいなくて判断がつきません。すると他のヨット乗りのかたから、今日は(そのタンデムアイランドなら)かっ飛びますね~と言われて出す決心がつきました。
予報ですと、江ノ島方面ならアビーム(船の横から風を受けて走る楽ちんな状況)で往復できるなぁ~と思っていました。あまり風下に降りないよう稲村ケ崎や七里ガ浜の岸寄りを走りました。
◆正面に見えるのは江ノ島、右は鎌倉◆
江ノ島まではあっという間(11時少し前)に着いてしまいました。
これで葉山に戻っては早すぎかと思って、烏帽子岩を見つめて行くか否か考えました。
結局行くことにしましたが、これがちょっと冒険になってしまいました。
◆茅ヶ崎沖の通称”烏帽子(えぼし)岩” 美しいフォルムです◆
返りはアビームではなく上りになってしまったのです。
これじゃいつ葉山に着くんだろうと思うほどです。
でも、午後2時前には葉山に着きました。タンデムアイランドはちゃんと風上にも対応してくれました。2時間半は上りでしたけど。
◆葉山への返りはのぼりの風になって・・・◆
しぶきを浴びて髪は総立ち(笑)潮が塩になり真っ白です。顔もざらざら。
そもそも今日のテーマは新しいウェアのチェックでした。
◆これはいい買い物だったと思います◆
ドライスーツについての考察はまた別に書きますが、用途に応じて適切なものを用意されたら良いと思います。
私がそろえた上下は正解でした。
頭からしぶきを浴びたり、入出港時に水中に足首手首を入れましたが浸水は全くありませんでした。足にはダイビングブーツです。この日インナーは薄い防寒シャツとジャージの下。最初の2時間は快調でしたが、後の2時間はちょっと寒かったです。
タンデムアイランドは脚漕ぎ運動ができるので体温をある程度調整できますが、ちょっと軽装過ぎました。天候は曇り時々晴れ、気温は18~20℃くらい。
あ、車も代わったのでそのチェックの意味もありました。うまいこと載りました。