本当に久しぶりの葉山港。匂いをかげば「そう!この匂い」、上空をゆくトンビを見て「そう、この風景、この鳴き声」と思い、大袈裟に聞こえますが、空気に晒している全ての皮膚、すべての細胞で相模湾のエネルギーを吸収したいと思ったほどです。
海岸を歩くのでもよいのかも知れませんが、波に体を預けている間は、それはもう筆舌に尽くしがたい幸せです。
この日の葉山の風はきまぐれでした。吹いたり弱まったり。
タンデムアイランドにただ乗れるだけで満足だったのですが、どうしても試したかったことがひとつありました。
それはInsta360 one X2という360度カメラです。
以前、この前身のone Xを購入しましたが、防水仕様ではありません。しばらくして防水ケースを買い足して使ってみましたが案外良くありませんでした。
問題は本体が発する熱。録画中、カメラ本体がとっても熱くなるのです。
これを何かしら防水のケースに入れた場合、ケース内の温度がどうなるかは火を見るよりも明らかで、録画ボタンを押したのに、1〜2分後には電源が落ちてしまうのです。
これは予想していませんでしたし、誰もレビューに載せていないようでした。ウインタースポーツの時なら大丈夫なのかもしれませんけれどね。
新しいone X2 が防水仕様になったことで、ケースなしで撮影できる、これは私たち水際プレーヤーにとってとてもうれしいことなのです。
GoProなどと違い、レンズをどこに向けるかは関係ないのです。なにせ360度をいっぺんに撮るからです。180度じゃないですよ、360度です。
とりあえず撮っておいて、後で、見せたいところを切り取る、という手順です。
ですから、カメラは動いていないのに、映像を作る時に視線を変えられるのです。
その様子がわかる動画をひとつアップしました。
insta360oneX2 seatrial with Tandem Island
2分ほどの短いテスト映像ですが、海上でInsta360 One X2がどんな映像を映してくれるか、わかるようにしたつもりです。
ご覧いただければ幸いです。