◆艇の部品だけでも結構なアイテム数 ◆
旅行に行くとなると往きからスーツケースが閉まらないほどの大荷物になる人っていますよね。心配性の私も以前はそうでした。
ところがある時から変えました。
なるべく少なく!と意識してみると結構減らせられるものです。
数年前、4泊のグアム旅行をスポーツジムに行くくらいの小さなトートバッグ1つのみで済ませた時は一緒に行ってた人たちもびっくり。とてもラクな旅行になりました。南国だからできたんでしょうけれどね。
増えていくアイテム
タンデムアイランドで海に出る時も、いろいろ持って出ようと思えば限りなく増えていきます。
たとえば・・・
釣りをするとなれば、竿、リール、竿のホルダー、仕掛け、クーラーボックス、餌、玉網、小物類、魚探にそのバッテリーなどなど。
アンカーを落とすとなれば、アンカー本体と長いロープ・・・
と、どんどん増えていきます。
身のまわりでは、通常でも日焼け止め、サングラス、帽子、モバイルバッテリー、VHF無線機、携帯電話用の防水パック、財布、カメラと必要なら専用の防水ケース、自撮り棒、グローブ、ブーツ、ライフジャケット、夏ならラッシュがード、冬ならドライスーツ・・・。季節によっても変わります。
増えていく充電モノ
すべての電子機器はバッテリーで動きます。バッテリーが切れてしまえばただの箱。スマホにおいては命綱のひとつ。電源を使い切るわけにはいきません。
前日のうちに充電を開始して翌朝に備えますが、前夜はスマホやカメラ、予備バッテリー、無線やらでコンセント周りはかなり混雑します。使い切った時のことを考えてモバイルバッテリーは必携かも知れませんね。
船体のパーツだけでも
タンデムアイランドのほうは、船体3つにマスト、アカというフロートをつけるための腕、トローリー、チェア、トランポリン、スピンネーカーとその部品、ハイキングスティック、バスマット、携帯する工具箱、車の座席用の防水カバーを積み込みます。
マリーナに艇を保管して、ロッカーにたくさん部品を置けるのであれば別ですが、毎回積み直しとなると、アイテムはひとつでも少ない方が楽です。最近は車のトランクに載せたままのアイテムも増えてしまいました。
持ち物リストを2つ用意して、家の中と、車の中、両方で何度かチェックできるようにしています。一度、トローリーのタイヤを積み忘れてしまい、マリーナでタンデムアイランドを降ろせず涙したことがありましたから。
私の場合、カメラの機材や、釣り道具が持ち物を多くさせるので、できるだけ絞るようにしています。できたらカメラも防水タイプのにしておけば良かったと少し後悔しています。防水ケースを用意すれば良いのでしょうけれど、それだけでもアイテムが1つで済むところが2つになります。
余談ですが、防水仕様じゃないカメラを防水ケースにいれることで、確かに防水になるのですが、日差しが強いとあっという間に防水ケース内の温度が上昇して、カメラが自動的にストップしてしまいます。ヨット、ボート、サーフィンやカヤックなど、カメラを水の掛かる炎天下で使うのであれば、初めから防水仕様のカメラにすることをお勧めします。
若い頃、大荷物で旅行していた私を見てガイジンの友達から呆れ顔で言われたことがありました。次から“Travel light !”にしなよ、と。
常々“こんなモノがあったら便利だなぁ”と揃えたくなる性分ですが、この助言を時々思い出して身軽なトラベルを楽しもうと思うようになりました。
モノが増えると面倒な気分にもなります。面倒だなぁと思うと海に出る回数も減るに違いありません。トラベルライト‼️ いい心がけだと思います。