逗子湾 最高!


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◆三方を囲まれている逗子湾はとても安全◆

カヤック乗り、ヨット乗りにとって逗子湾は日本の中でもポイントの高い遊び場だと思います。日本全国知らないところだらけですからナンバーワン!とは言いませんけど。

天草や五島列島、長崎、小笠原、沖縄、瀬戸内海、富山湾、松島、伊勢、伊豆、岩手、知床、釧路湿原・・・きっときっとどこも素晴らしいことでしょう。行ってみたいです。

そんな中で、ここ逗子湾は

①安全 ②きれい ③そこそこ広い ④遊びに行ける目的地が多彩 ⑤いろいろな魚が釣れる  ⑥交通の便が良い  ⑦周辺の商店も充実

・・・と遊びに適した条件がそろっていると思います。

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◆逗子湾の西側 大崎公園方面の浅瀬 岩場の底が見える◆

◎安全な地形◎

逗子湾は南西に口が開いているので南西~西からの風以外は比較的穏やかです。特に北風は横浜方面の丘陵から吹き降ろされたばらばらの風が逗子の街を通ってる間にまとまって来るような感じがします。ブロー(風がビューと吹いてくること)とラル(風が吹いていないこと)の場所や移ろいが分かりやすくヨットに乗っているととても楽しいです。

”あと5秒でブローが来るよ~”みたいな感じで。

海の色はたまに赤潮で真っ茶色の時もありますが、基本的には透き通った紺色から緑色のきれいな海です。私は海の碧、蒼、青・・・紺色に近い青色がとても好きなので、逗子湾はとても好きです。

緩やかに湾曲した逗子湾の端から端は約950mほど。奥行きは約1000m。強風の西寄り以外どこから風が吹いてきても危なげなく遊べます。でもサップやカヤックなど人力で動く人にとって北寄りの風は注意です。

慣れてくると遠くへ遠くへ・・・と思うのもわかりますが、湾から出て激しい波の中で苦労するより、平坦な海面でビューンっと走った方がラクに楽しめるかも・・・という感じです。

逗子からは、葉山だけでも森戸神社の先の名島(菜島)や一色海岸、長者ヶ崎がありますし、鎌倉江の島姥島(通称:烏帽子(えぼし))、秋谷海岸佐島亀城礁三戸浜海岸城ケ島・・・とクルージングスポットがたくさんあります。急に風が強くなったりしたときに避難できる砂浜もたくさんあります。

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茅ヶ崎沖にある烏帽子岩 いつかは上陸してみよう◆

逗子湾の入り口に位置する葉山の鐙摺(あぶずり(あぶずる))に「日本ヨット発祥の地」という石碑があります。逗子を訪れた人がそこでヨットを浮かばせてみたくなる気持ち、わかります。横浜でも古くから西洋人がセイリングを楽しんでいたようですが海の色、雰囲気が違いますからね。

 私がタンデムアイランドを購入したのはこの逗子湾に面しているマリンボックス100ですが、ここでクラブ員になると、クラブで持っているヨットを会員プライスで借りることができます。ただ、乗れる範囲は逗子湾内。これは遊び場を制限されて面白くないんじゃないか、と思いましたが、遠くに行ったりしてわかりました。逗子湾から外れなければ風向が変わってもつらい思いをせずに戻れる安心があります。これは特に初心者にとってはありがたいことです。

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◆逗子湾・葉山港をベースにすれば海遊びの幅が広がり楽しくなる!◆

オリンピックの影響で、予定だと10月中旬まで葉山港でタンデムアイランドを降ろすことができないのですが、それが終わればまた! 

ここ逗子・葉山をホームポートにできる幸運に感謝!

 

灯台下暗し・・・とはよく言ったもので、逗子・葉山がある相模湾は学術的にとても面白いところのようです。

ネットでたまたま出会いましたが、神奈川県立生命の星・地球博物館の主任学術員、佐藤 武宏氏の記事、とても読みやすく興味をそそられます。貝の研究が専門のようですが興味のある方はご一読を。

佐藤氏のレポートはこちら

http://nh.kanagawa-museum.jp/files/data/pdf/tobira/23-3/tobira88_5satou.pdf