海に連れていくカメラ Insta360 one X

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タンデムアイランドで海に出るときに一緒に持って出るカメラ、ビデオ・・・何が最適なのか考えてここまで来ました。

最初(2017年)はCASIO EX-FR10というアクションカメラでした。防水仕様でカメラとモニターが外れることが特徴で使い勝手は悪くありませんでした。ただこれは時代とともに過去のものになってしまいました。

(正確に言うと、スマホで見る分には耐えられる画質ですが、You Tubeに投稿となるとちょっと・・・となります)

ところでカメラやビデオ、その時のハイエンド機種を選んで失敗したこと、ありませんか?

その機能を使いこなせるようになった頃に、最新機種が出てそれが自動になっている・・・とか、便利な機能が付いているにもかかわらず知らぬ間に時が過ぎたり。

場合によっては、最新機種を買う前に、ベースグレードのものをヤフオクなどでゲットして使い勝手を試すのも良いかもしれません。私はTheta Sを中古で買いましたが、Thetaに高額投資しなくて良かったと今では思っています。

今はYou Tubeで世界中の人たちがレビューを披露しあっていますから、商品の選定に役に立つでしょう。ただ大切なのは、カメラの性能がどうかではなく自身がどれ程の写真や映像を撮りたいか、だと思います。それが撮れれば最新機種の最高グレードでなくてもよかったりしますから。

私はカヤックで海に出るのが前提です。同じことで悩んでいる人がそんなにたくさんいないみたいなのでこの記事が役に立てばと思っています。

まず大事なことを。

◆できるだけ荷物は少なくする!

これはカメラを選ぶうえで私が意識したことです。設備が多いと何しに海に行ったかわからなくなるし、無くしたり海に落とす可能性も高くなります。

実際、カメラ本体だけじゃなくバッテリーや充電器、コード、防水パックなど1つのカメラだけでも結構細かいアイテムが一緒に付いてくるのです。

電子機器が増えると、前日の充電も気を遣います。机の上はコードだらけです。リチュウムイオン電池のお陰なんですけどね。

◆防水

ヨットやカヤックで写真を撮ろうとすると、まず防水仕様でないといけません。浸からなくても飛沫(しぶき)がかかります。カメラ本体が防水でない場合は、防水ケースが別売で用意されている場合があります。ただ、Ricoh Thetaのように、防水ケースに入れたとたんに太陽熱と自身の熱で作動が止まることもあるので注意ですね(Theta の場合、使用温度範囲は0~40℃))ちなみにInsta360 one Xも使用温度範囲は同じでした。これから暑くなったらどうなることやら。やっぱり裸で防水仕様のInsta360 one Rにしとけばよかったかなぁ?

◆動画を撮るならジンバル?

今やOsmo Pocketのようにジンバル付きのポータブル(静・動画)カメラがある時代です。今更外付けジンバル・・・ではないような気がします。

さらに、ジンバル機能がなくても、電子的なスタビライザーが働き、手や船が揺れいててもブレない画像が得られるようになっています。

電子機器は日進月歩!いや、秒進時歩で進化しています。

数年先はガラクタになってしまうかもしれませんが、2020年現在で、私が最も使えそうだと思ってチョイスしたのは、Insta360 one Xです。

今年、Insta 360 one Rという最新機種が発売されましたが、私はあえてone Xの方を選びました。 

 

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◆今のところコレが私にとって一番いいかも◆

 ◆新製品Insta 360 one R にせずに X にした理由

1)コストパフォーマンス(新製品が出たことでXの安売りチャンス)

2)Rなら360度カメラだけで充分なのに広角カメラとのセット売りしか無い(割高)

3)自分のiphoneだったから。(Riphone X以上に対応)

4)画質が X でじゅうぶん

5)スタイル(XについてはThetaで慣れている)

6)Rにしたらより上のグレードのものがきっと欲しくなる

7)Rは防水仕様だが、フレームにはめて使うことになるので、けっこうな大きさになる

番外)買う予定の付属品(必要性の順)

①SDカード ②防水ケース ③3mの自撮り棒 ④予備バッテリー ⑤リモートコントローラー

GoPro、Theta、Osmo actionでなくなぜInsta360 one Xにしたか?

これはまだ使い込んでいないから想像ですが、動画の画質と撮った後の編集が決定的でした。

残念ながらTheta S(のソフト)はその域に行っていないと判断しました。GoProは最先端を行っていると思えますが、Insta360「全天球を撮っておいて、後で見やすい視線で編集」というコンセプトにはかないませんでした。

◆ドローンも欲しかったけれど

実のところ、今回、Insta360 one Xとその付属品を買った合計額はMavic miniのFly more comboが買えてしまう金額になってしまいました。ただ、3mの自撮り棒を使うことでドローンぽい絵が撮れるようなので楽しみです。

ドローンは次のステージで楽しむことにします。

さて、どんな画像、映像をお伝えできるか・・・もうすぐ60歳という人間には時間がかかるかも知れませんが、がんばります。

 

ちなみに、Insta360 one Xヤフオクで安く買ってみようかと思いましたが、現時点(2020年2月)では競り合ってほぼ新品の価格になってしまっているようだったので追うのをやめました。

個人的な意見ですが、私は広角レンズのアクションカメラより、360度カメラを選びました。動きのあるシーンでレンズの向きを気にしなくていいのはこの上なくありがたいことなのです。

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◆Insta360 one Xのディスプレイは最低限(それでもThetaよりは情報が多い)◆

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◆360度カメラはこのように表裏に魚眼レンズが付いている◆

※後日談…2020年11月Insta360 One Xの後継機種 One X2を購入しました。こちらは防水仕様です。スタビライジング機能(水平を保持する機能)や、手振れ補正などが進歩したようです。これから購入をお考えなら、XでなくX2をお勧めします。(2021年1月記)