以前、シビレるアイテム②で…タンデムアイランドが走っていて舵(ラダー)に何かに衝突した時、樹脂製のガヂョンピンが先に壊れることで、重要なラダーを守る構造になっている・・・ということを書きました。
広い海の上でラダーが壊れたら大変なので、それを支えるピンが犠牲になって壊れてくれるのです。
シビレます。
今回も、またシビレていただきましょう!
Akas(アカ)というメインの船体の左右両側に出ている腕があります。
この腕の先にアウトリガー(hobieではAmaと呼ぶ)を取り付けます。
そしてこのAmaはAkaの操作でワンタッチで船体側に折りたたむことができる仕組みになっています。
Aka (アカ)は Ama(アマ)を付けるための腕の部分のこと(ちょいとややこしい)
タンデムアイランドは、このAmas(複数なので S が付きます)があるから、安定感があります。少々荒れた海面でもひっくり返らずに安心して乗っていられます。
ただ、海の上では何があるかわかりません。
もし、何かの物体に衝突して、アウトリガーの船体(Amas)が壊れてしまったらこれまた大変。
そんな稀な事故に備えて、Akasのピンが写真の部分ですけど、ナイロンでできています。
つまり、Amaに何かが衝突するなどしても、Amaが壊れて大変なことになる前に、または本体の部品がすっ飛ぶ前にピンが先に壊れて被害を最小限にしてくれるのです。
シビレていただくのはまだですよ~。
例えば、海の上で、そういう状態になったとしましょう。
Akaの片方が衝突でピンが壊れてしまい、開けない状態になっています。
でも安全に走るには再びAkaを展開してから進みたいところです。
そんな時、実はそのAkasにはそれぞれの腕にスペアのピンが刺さっているのです。
そのスペアピンを抜いて、壊れてしまったピンと交換すれば、ハイ!元どおり!
そうしてあなたを海難から遠ざけてくれるのです。思わぬ出費からも!
タンデムアイランドってやつは・・・
シビレます!