空気に味は存在するか? 海に「気」はあるのか?

海にいって何する? 釣り? 浜辺でBBQ? 海水浴? 

特に何もせずぼ~っとする、という選択肢があっても良いと思うのですがいかがでしょうか。

 

先日、タンデムアイランドを出してきました。終始南西からの緩やかな風でしたが、いつもどおりリラックスできました。

深呼吸すると、肺に空気とともにエネルギーが入ってくる実感があります。

噛んだらきっと味が染み出てくるんじゃないかと思うくらいです。

あぁ、そういえば以前に似たような経験がありました。

味がある空気。

バイクで長野県の嬬恋、キャベツ畑の真ん中を走っている時でした。この空気は味がする!と。同じ空気のはずなのに明らかに濃いし美味しい。車ではきっとわからなかっただろうその体験にとても感動したものです。

 

なんども深呼吸してすべての肺胞の空気を入れ替えました。

誰も聞いてない海の真ん中。気持ちのまま「サイコ~!」と叫んで。

 

沖で感じられるこの香り、港で臭ういわゆる磯の香りとは違います。

その日の風は南西から吹いていましたが、調べたところ房総半島の南方からぐるっとまわって入り込んできているので、少なくても鎌倉や逗子の市街地の臭いは混ざっていないようです。

 

何度か引用していますが、ジャック・マイヨール氏によれば、海にはプラナという「気」が存在していて、人はその中でパワーを得ているのだということを書いていました(同氏著「イルカと、海へ還る日」より)

その「気」を見たわけではないのですが、私はそれを実感できます。

 

海に行って海岸を裸足になってぶら~っと歩いてみてください。そのうち何か感じられるようになるかも知れません。