仕事柄広告をよく目にするのですが、作る側から言わせていただくと、国のキマリで必ず表示しないといけないことになっていて、あまりよ〜く読んでほしくない事柄は文字を小さ〜くします。
反対にお客さんに「これ!」と訴えたいことは文字を大きくします。
つまり購入を真剣に考えるのなら小さい文字をしっかり読もうということなのですが。わかっていながら見落としました。
◆ワークマンの発熱ウェアの商品タグにある説明書◆
前置きが長くなりましたが、今シーズン電熱ウェアデビューしました。
これ、きっとピンキリ!
いかにも‼️中華製(たぶん)なものはヒーターがたくさん付いているのに安い。
一方、聞いたことのあるブランドだと、ちとお高い。
ヒーターパネルの数や温める能力にきっと差があるのだと思います。
◆買う意思を決めるこのページに
「市販のバッテリーを使った場合は能力が約半分になる」
旨の記載は無い◆
そこで私は吟味のうえ試しに買ってみました。
袖の無いベストはバイク用品でお世話になっているコミネ(というブランド)。
下のパンツ(長ズボン)はワークマン。前シーズン、寒くなってからワークマンに行ったところ手遅れ、ネットも実店舗もsold out。
だから今年は早目に…のはずが、ワークマンはよく売れてるみたいで、ネットでは10月ですでに売切れ、実店舗のみの取扱い…とのこと。店舗に行ったらLサイズは売切れ、Mか3Lしかない…次回入荷も未定とのことだし、ギリギリMが入る体形なのでそれ(と専用バッテリー)を買いました。
購入する際に気を付けたのは次の点
①携帯の充電に使うモバイルバッテリーが使えるか、専用のバッテリーか
これは大きい要素です。専用バッテリーということは、専用の充電器が必要。すでに我が家はコードだらけなところに、また新しい充電器…大丈夫な人ならいいですけど私は、なるべく種類を増やしたくないと思っています。
②発熱の持続時間
これも大きい要素です。温まったまでは良くても、すぐ終了してしまうのではいけません。せめて4時間くらいはもってほしいです。
③火傷防止に設定されている自動電源オフ機能が付いているか否か
火傷するほど熱くなる…こともあろうかと思います。ただ、30分で自動的に切れられても…ドライスーツの中のボタンを押すことは難しいです。
買ってから気づいたこと
①洗濯は手洗い、丁寧に洗ってください。干すときは自然乾燥、日陰で平干しですって!電源の接続コードのところは特に水が入らないように気を付けて!
②コミネのほうの話ですが、××時間もちます!と書いてある下に”小さな文字で”…「専用バッテリーでない場合はこの能力が半減します」…ということもあります。
③たいてい、温度の(弱・中・強など)調整ができるようになっていますが、ボタンをどう押したらどうなるか、覚えておかないといけません。陸の上でしっかり試着して使い方を覚えておきましょう。
使ってから分ったこと
①私の場合、発熱ウェアを着た上にドライスーツを着ますが、何かの拍子にボタンが押されてしまうことがあるようで、脱いでみたら電源切れてた…ということがありました。
②高価で取扱いがちょいと面倒な電熱ウェアを使わなくても、使い捨てのカイロで用を成すのではないか?という疑問です。酸化よる熱源なので密封されたドライスーツの中でも使えるものか否か、私は端(はな)から使えないものと決めつけていましたが、興味があるのでこれは後日実験してみようと思います。密封しているとはいえ、酸素は残っているはずでしばらくは発熱するかもしれません。
ということで、高価な買い物ほど、はやる気持ちを抑えて広告の「小さい文字」をじっくり読んでから決断しましょう!
↑はじめて電熱ウェアを着て海に出た時の動画です!