新しい動画をアップしました。
これは先月2022年9月後半に撮ったものです。
タンデムアイランドでいつも楽しんでいる逗子湾の魅力を少しでも伝えられればと思って編集しました。
この日は、父島付近(本州から1,000キロ)を通過する台風の影響でしょう、長い周期のうねりが逗子湾にも届いていました。
沖にいると感じにくいのですが、遠くの逗子海岸が見えたり見えなくなったりするので、うねりの上にいるのだなぁ~、下にいるのだなぁ~とわかります。
このうねりが大崎公園の近くになると水深が浅くなるので、急に大きな波になります。
この日は、サップに乗っているかたがその波に乗って楽しんでいました。
私のタンデムアイランドでも ”おお~今、波に乗ってるわぁ~” というのを味わいましたが、映像ではお伝えしにくいので(画面には出ていますが)あえて説明はしませんでした。
BGMについて…
動画を閲覧している人の7割が音声を聞いていないという調査がYouTubeから来ていましたが、私はBGM、結構大事にしています。
これまで無料でダウンロードできるDova Syndromeを多用していましたが、今はなるべく有料のAudiioを使うようにしています。
これはそれぞれの趣味ですけれど、Audiio... 私はちょっと持て余し気味。
なぜかというと、不思議にシメがない音源が多いのです。具体的にいうと、エンディングで使える音楽が少ないというか…。
Dovaなら”エンディング”とか”オープニング”などのキーワードを入れれば、それらしい音源を検索できるのですがAudiioは「キーワード検索ができるようになりました!」と言っている割には、私のキーワードが悪いのか、検索結果”0件”と出てがっかり。
そういう使い勝手はNGですけれど、中にはとってもいい曲が潜んでいるのです。
Dovaは無料でダウンロードできるものの、使われている動画が”稼ぐ”ようになったら使用料の請求が来るのだとか。未確認情報ではありますが、確かに ”ダウンロードは無料” という表現がクセモノです。
後から使用料を請求されるって事実なのでしょうかね?
不如帰
今回紹介した動画の最後のほうに「不如帰の碑」が出ています。
私は徳富蘆花が著した「不如帰」を読んでいないので、とても語れませんが明治時代に新聞に連載された小説で、当時とても人気だったようです。
男と女のもつれを描いた物語でその舞台になったのがここ、神奈川県逗子でした。
逗子湾の一角に立つこの「不如帰の碑」は逗子市の資料によると、昭和11年、当時の市長が市民に寄付を募ってつくったのだとか。碑の下には著者の筆と硯(すずり)が収められているそうです。
ただ、逗子市桜山の徳富さんのお宅の前はなぜか美しくない鉄板で囲いがされていて、ちょっと残念な風景をつくってしまっています。
いっぽう逗子湾の東側、渚橋のたもとには「太陽の季節記念碑」があります。こちらは石原慎太郎著の同作品芥川賞受賞50周年を記念して立てられました(平成17年)。こちらは市民が…ではなく、ファンや各種団体による実行委員会によるもののようです。
「不如帰」は ”ほととぎす” と入力すれば変換されますが、著者自身はこれを ”ふじょき” と読ませていたそうです。やってみたところ、ふじょき…では「不如帰」に変換されませんでした。