◆こうやって運べば、どこへでも遠征できる…けれど◆
ホビーのアイランドシリーズを持っていらっしゃるかたはその艇体をどこに保管するか、購入前に決めたことでしょう。買った頃は、
車に載せて全国の湖を巡ろう
いつも同じ浜からではなくてあちこちで乗ろう
と夢を膨らませていたことでしょう。その夢、その後はいかがでしょうか?
こういうことって、よくあることですよね。
車を買うときに値段の高い4WDか同じスタイルでも安い2WDにするかで悩んで、山林の悪路にも雪道にも対応する4WDを買ったものの、振り返ればほぼ平坦な街乗り。
動画編集も軽々こなすハイスペックのPCを買ったところで、やっているのは動画の閲覧のみ。
スマートフォンも10万円を越える最新モデルを買ったところで、常時使っているのはやはり動画の閲覧とLINEのみ。
男の人にこういう傾向が多いと何かで読んだことがあります。一方でこいうの、女の人にとってはただの無駄遣いに見えるようです。
私は自宅に保管することを前提にタンデムアイランドを購入しました。
もちろん艇置料を節約するためです。賃料は不動産価格に比例するものなので、湘南地方のマリーナでの保管料は多分日本一級の高さになっていることと想像できます。
1年365日のうち、乗るのは頑張っても精々10分の1。そのための賃料と思うと節約したくなります。
○マリーナ保管の良いところ
同じ趣味をもった新しい仲間に出会える
思いたったらすぐ海に出すことができる
緊急時の対応が整っている
○自宅保管の良いところ
保管料かからない
自宅を起点に好きな場所へ遠征できる
と、頭ではわかっていますが最近気づいたことがあります。
保管料の節約で、お金に換算できないあるものを犠牲にしてしまっているということを。それは、
朝、空を見上げ予報を見て、うん今日は海に行こう!と思えるか、今から用意しても遅いかぁとなるかの違いです。
保管料はショバ代だけでなく、気軽に海に出られる料や、仲間との出会い料が含まれているのです。
このコロナ禍で、ウインドサーフィンのスクールにでも行こうかとネットで探していましたが、その中のある記事に目がとまりました。
「(ウインドサーフィンが)続けられるか否かは同じ仲間がいるかどうかです」と。
ええ~~!そんなぁ~!
いろいろ考えましたが、休日が週イチの私はこのまま自宅保管を続けることにしました。体力が続く限り現状を継続します。
◆とりゃ〜!◆