動画編集、やってみてわかったこと ~本末転倒にならないように~

 

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技術に追いつけない自分

難しいと思っているものでも、ひとつひとつやっていって「できた!」と喜べる。いいですよね。

パソコンが普及し始めてWindows95が発売された頃は、人にコンピュータのいろはを教えられたのに、いまでは自分自身が”〇〇を始めるには…”という記事を探して一からスタートということも多くなりました。

そのまた少し前は、ステレオやAV機器の配線なんてものはなんの苦労なくやっていましたが、今、電機店に行ってわかったことは、もはや機器にCDを入れるトレーが無いのが当たり前、音源を貯めておくハードディスクドライブすらないのです。

もともと写真や映像を撮ることは好きでしたが、はじめに言っておきます。写真や映像は過去の経験が今はあまり活きません。もはや新しい世界です。

そしてわかったことを簡単に書いておきます。

動画編集をするならば

1,パソコンの性能の高いものでやる。インテルのCPUならcore i7、記憶するのはHDDではなく SSD。もちろんi5機でもできますが、HDDはやめてSSDにした方が良いです。うまく説明はできませんが価格でいえば直販のマウスコンピュータやDellなどで15万円、ソニーNECならば20万円からというところでしょうか。

2,カメラが高性能になっていけばいくほどパソコンの能力も高いものでなけばならず、カメラにあまり最高のものを求めないこと。4K画質とかそれ以上にこだわると、さらにパソコンにお金をかけなくてはならなくなります。(2021年6月現在)

 

動画の編集は楽しいです。BGMも入れてうまくできたら達成感も感じられます。

同じ映像でもBGMがあるだけでイメージが変わります。

ただアナログな私は思い出すことがあるのです。

本末転倒?

高校生の頃、天体観測が好きで雑誌“天文ガイド”をよく見ていました。その頃から高性能なフイルム(白黒)が出てきたり、一部のマニアからは天体のカラー写真の投稿が増えて来ていました。

望遠鏡の性能も良くなり、モータードライブといってそれまで手で動かしていた赤道儀を電気で動かすものになりました。

するとどうなったかというと、長時間カメラのシャッターを開けたまま星を追尾できるようになり、これまでにない星の数が映った写真や、同じ理由でクッキリした写真が撮れるようになったのです。

次にどうなるかというと、綺麗な写真を撮ることに興味が移ってしまい、自分の肉眼で星を見て、きれいだなぁ〜と思うことが少なくなってしまったのです。

これは違うと思って、掛けられるお金もなかったので立ち止まりました。

やっぱり、自分の眼で満天の星空をみて感動したい、それが私の答えでした。

カヤックもそうです。YouTubeInstagramに、より美しい写真や映像を投稿したいと追求してしまうと、波に揺られて自由にのんびりと過ごす幸せを忘れてしまいそうです。

だから私は海に出ることが最優先。写真や映像は付属品…くらいに考えてます。

キャビンのついたヨットに乗せて頂いている時期もありましたが、海に出たのに海の水に触れずに帰ったことがなんと多かったことか。

そんな私にとってこのタンデムアイランドはパーフェクトな乗り物なのです。

 


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動画編集もやっと普通にできるようになりましたが、まだまだテクニックは使いきれていません。最近はできるだけ短くするようにと考えて作っています。