即効性のあるストレッチ 自粛期間は体のメインテナンス 

武漢ウイルス(別称 新型コロナウイルス)のせいで、今シーズンの前半を棒に振りました。

呑気に海に出て大けがでもしたら、罪人扱いされ、しまいにこのブログなどを手繰って住所がばれて関係のない家族が非難されかねない世の中です。

もう少しで57歳になるワタシ。長いシーズンオフと思って体のメインテナンスをしています。筋力をキープも仕事の内と思って勤しんでいます。

ただ、ヨット全体に言えることですが、このタンデムアイランドも海に出てしまえばあまり力は要らない乗り物です。よくヨットをスポーツととらえていますが、私は限りなくレジャーだと思っています。

ヨットにお弁当と好きな飲み物を携えて行くと、世界中のどこよりリラックスできます。サッカーやラグビーやバレーボールをやっている人たちを見ているとおこがましくて「スポーツやってます」なんて言えません。

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◆脚で漕いで進むことができる喜びは想像以上!◆

強力な筋力はいらなくても、ある程度は必要です。タンデムアイランドでは風が無くなればミラージュドライブを漕いで進むことができますが、筋肉、特に欲しいのは大腿筋(だいたいきん)太ももの表側の筋肉です。これがないと長時間漕げなくなります。

ところが、ミラージュドライブを漕いだ人は実感していると思いますが、速く漕いだら速く進みますけど、ゆっくり漕いでもそこそこスピードが出ます。大きい漕ぎ幅でゆっくり漕いだり、小刻みに漕いだりして大腿筋と相談しながら漕げば良いのです。

また、ミラージュドライブの凄いところは身長や脚の長さに合わせてペダルの位置を変えられるところです。身長170cmの私ですが、ペダルの位置は7段階あるうちの2にしています。まだまだ大きい人に対応できるということですね。

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◆ミラージュドライブの写真 よくできたメカニズムです◆

手漕ぎのカヌーやカヤックに乗っていた方なら実感すると思いますが、このミラージュドライブから生まれる推進力はとても力強く、手で漕ぐより遥かにラクです。

手漕ぎですと漕いでいる間、飲んだり食べたりできませんが、ミラージュドライブで漕いでいる間でも両手はフリー。艇の上でこれだけ自由になれるのはとてもうれしいものです。

さて、筋肉の鍛え方。

これは個人差や好きずきがあるので私の経験でお話しします。

真っ先に伝えたいのは、ストレッチの重要性です。

今年の2月18日の記事にも書きましたのでだぶりますが、大腿筋を鍛えるのは正しいスクワッド、そしてあちこち痛くならないように、また痛めてしまったらやるのが正しいストレッチこの2点が重要です。

つい先日も、普段なら何かのきっかけで自然に治っていた股関節痛が4か月ほど治らず気になっていました。動画サイトでヒントを得て、お尻まわりの骨(大腿骨)にくっついている筋肉をあちこち動かしていきましたらその場で治りました。今も大丈夫です。

あと、肩甲骨周りも気にしてストレッチしています。

カヤックには直接関係ありませんが、ひとつお伝えしたいのが、首のストレッチ。これは即効性がありました。

 

ストレートネックをタオル1本で改善できる方法で、1回やってみたら感じがわかります。私、これで花粉症がかなり改善しました。鼻の奥の骨が開いて楽になる感じがします。外出自粛ムードの中、PCやスマホの見過ぎできっと多くの方がストレートネック化していると思いますので、ぜひお試しください。

余談ですが、これ、テレビでは「二重あご防止」のストレッチとして取り上げていました。

 

股関節が痛いのは、関節に問題があるのかと思っていたら、原因はそこにくっついている筋肉だった…ということが多いようです。

筋肉の構造を理解すると、ストレッチの効果も高くなるのではないでしょうか。

(股関節痛改善のためのストレッチはいろいろな方法があるのでお調べください)

 

昭和の人は、とにかく負荷を掛け、苦しい思いをしながら筋肉を付けたがります。逆に苦しい思いをすれば筋肉が付くものと信じているところがあります。令和に生きる私たちは、科学的に効率よく合理的に筋肉とつきあっていきたいですね。

きっと体幹の強化も重要なんでしょうね。