令和最初の夏は・・・「も」ですか、暑過ぎました。外で遊んではいけない、と思わせるのにじゅうぶんな気温でした。
季節が移ろうのは早いもので、涼しくなってきたかと思ったら冬至(今年は12月22日)を迎えようとしています。
海遊びに慣れていない方にとって、夏以外に海で遊ぶイメージはできないかもしれません。
カヤックに乗ろうと誘っても、寒くてとんでもない!と思うかもしれません。
大丈夫です!
自分用とゲスト用に夏以外で着るための2ピースのドライスーツを揃えました。
首、手首、足首から水が入ってこないようになっている薄い生地の防水スーツで、気温に応じて中に着こむものを変えるのです。
カヤックで走ってしぶきがかかっても、足元やお尻が水に浸っていても心配いりません。濡れないのです。露出しているのは首から上と足首から下だけです。
トイレはできるだけ海に出る前に済ませておくといいのですが、さっき行ったのに海に出た瞬間に尿意を催すこともあります。そこでちょうどいいアイテムがあります。
介護用パンツ。どうせ見えないので他人の目を気にすることはありません。
これで真冬以外、一年中海に出られます!
すでに2シーズン目になりましたがドライスーツはとっても快適です。
さすがにこれまで酷寒の海に出はしませんでしたが、ドライスーツを得たことでかなり海に出られる日が多くなりました。
さて、春秋用のウェアにもいろいろ種類があります。自分の経験や失敗、お店の人から聞いたアドバイスを踏まえて書きます。これからの季節(海で)何を着たらいいんだろう・・・と考えている方に参考になれば幸いです。
あらためて、これからの季節、着るものに困ったかたはこんなことで悩んでいませんか?
②ワンピースかツーピースか
③薄い生地のドライスーツででインナーで調整するか、分厚い生地で真冬に備えるか
④首元、手首、足首の防水はラテックスゴムか、ネオプレンゴムか
⑤冬だけを考えるか、春秋にもつかえるものを考えるか
⑥露出する手、足、頭のガードをどうするか
まず、お店の人に「ウエットは濡れるとその後寒いですよ~」とアドバイスされ、ウエットは選択肢から消えました。
ドライスーツは昔、ダイビングをしたときにお世話になりました。その時に出始めたThin dry suits(シン(薄い)・ドライスーツ)という当時は画期的なウェアでした。
それまでのドライスーツはもうモコモコのお化けみたいなもので、これがあれば南極でも潜れる・・・みたいなものしかありませでした。値段も数十万円。
◆本格的なドライスーツ。これなら氷の下でも泳げます・・・が◆
対してシン・ドライスーツは薄いけど硬めの生地で軽いし持ち運びもラク。価格は当時8万円でした。中に着るもので調整すれば真夏以外使えました。その経験があるので、タンデムアイランドでは薄手のドライスーツ・・・それもツーピースにしました。ワンピースタイプでちょうど!というのが無かったのです。
あと、セミドライは、試着したことも無く検討から外れました。
で、上記④について。これは重要かもしれません。
私はネオプレンゴムのものを選びました。ラテックスゴムのほうが防水性は高いのですが難点もあるのです。それはラテックスゴム独特のピッチリ感。
その人に合わせないと、違う人だとフィットしない可能性があるのです。
ぶかぶかだったらドライスーツの意味がありません。あと、買った後ゴムを自分のサイズに合わせて自分で切るのですが、これを失敗するとゴムが裂けて「あ~ぁ」という結果になります。初めての人にとっては結構難しいと思います。
いっぽうネオプレンゴムの方は締め付けは穏やかなのでひざ上まで水に浸かることがあっても足首はインナーが少々濡れますが、上は首、手首ともまったく(インナーは)濡れません。
後始末も水にくぐらせて干しておけば完璧で扱いはラクです。
生地がどれくらい防水機能を持続するかは2シーズン目にして問題は皆無。全く浸み込みはありません。
⑥についてはネオプレンのグローブを買いましたが、これはあまり寒さ対策にはならなかった感があります。冬は手がもはや冷たくなってしまっていて、どんなグローブを付けても温まりません。カイロでも握ってないと・・・という感じでした。これはもっと考えます。
結果、私が選んだのは、mont-bell(モンベル)の上下、ツーピースのドライスーツです。述べたとおりの経緯からこうなり、今は満足しています。