タンデムアイランドの車載 Tandem Island move to roof top carrier

 

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タンデムアイランドを購入するにあたって、車載することは重要でした。保管にかかる費用を、自らの労力で賄おうとしたからです。

日本の方々の工夫には頭が下がります。これだけ良いアイデアがあるのは保管費がたぶん世界一高いからだと思います。なんとかして車に積んで持ち帰りたい、そういう強い意志が工夫の質を上げているのでしょう。

欧米等の方々の場合、車の上に載せるよりトレーラーで牽引してしまう(トレーラーを自宅に置いておける余裕がある)ので、工夫する必然が日本ほど無いのかも知れません。

私の方法は新しいものではありません。ただ、キャリアの上に置いてある2×4材で組んだフレームは独自のものです。納入時だけでも耐えてくれればと作りましたがもう3年以上使えています。

頑丈にすれば重くなり、軽くしようとすると強度が無くなります。案外いいモノとなりました。

◆海からあがって車に載せる時のおおまかな手順です。

①艤装を全部ばらす

②(その時ドーリー(車輪)は中央に付いているはずなので)バスマットを敷いてタンデムアイランドを(左舷を下にするように)横倒しする

③ドーリーを船尾側の穴に入れなおしてまた起こす(二度手間のようですがコレが重要です)

④艇を車の横に直角に持ってくる

⑤船首を揚げた時に、船尾が擦れそうな場所にバスマットを移す

⑥船首へ行ってグイッと持ち上げて、キャリアに少しでいいから載せる(⑥~⑩は動画を参照

⑦滑り落ちないように艇を支えながら船尾へ行き、車側に押し出す

⑧船尾がマットの上を擦るようになったら一旦止めて、船尾のハンドルを持ち、タンデムアイランドを一気に持ち上げる(56歳!お恥ずかしいところをお見せしてしまいます)

⑨艇を持ち上げるとストッパーを掛けていないドーリーは抜け落ちるので、かまわず一気に艇を車の上へ押しこむ(ドーリーが抜け落ちた後のやり直しは困難なのでイッキに!)

⑩ちょうど良い位置になるように艇を移動する

⑪アマ(両舷のフローと)やマストなどを載せて縛る

⑫その他の部品類、ライフジャケットなどをトランクに載せて完了

いかがでしたか?

 

先日葉山港で船を用意していると、隣で私より先輩のかたが自身のボートに船外機を取り付けていました。船外機ってとても重いんです。

手伝おうと声を掛けると

「これが一人でできないようになったら船やめるよ」と。

私も同じです!頑張りましょう!

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