スピンネーカーを取り付けてみました for タンデムアイランド

海に出ると、その広さゆえもっと遠くへ、もっと速く、と思うものです。

タンデムアイランドを購入するとき、このスピンネーカーも一緒に買おうか(税込で約12万円)迷いましたが、販売元マリンボックスの沼野さんから「慣れてきてからがいいと思う」というアドバイスを受けて買い控えていたものです。

 

追い風でグンと威力を発揮するスピンネーカー(spinnaker)とは船の前に展開する風船のような形をしている帆のことをいいます。

普通の単体のヨットでは、このスピンネーカーを展開すると左右の揺れが大きくなり、ブローチングといって横倒しになるようなこともありますが、このタンデムアイランドではその危険がほとんど無いと言っていいでしょう。

早くスピンネーカーを展開した走りを動画で紹介したいところです。

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スピンネーカーキットはこんな小さなひと箱にすべてが梱包されています。

この日は逗子のマリンボックスで商品を受け取った後、平日で空いている葉山公園の駐車場に移動して作業をしてきました。

必要な工具類は以下の通りです

・電動ドリル&ドライバー(刃は4.5mm)  ・プラスドライバー ・プライヤーレンチ ・メジャー(または定規) ・グリース

※穴あけのためのドリルは手動ドリルでも事足りますが、セルフタッピングねじを締めるためにインパクトドライバーは必要です。

作業は説明書(英語ですが)を見ればわかります。ただ、DO NOT・・・と書かれているところはじっくり読んだほうがいいです。

明日にでも取り付ける・・・という方に取り急ぎアドバイスを3つ!

①ボルトねじを締めるのは「手」で!それも、締めすぎないこと! 電動ドリルで締めすぎるとあっという間にねじがバカになってしまいます。逆にタッピングねじの部分は手では締められないので電動ドリルで一気に締めて大丈夫です。

②ボルトはミリねじではないので、ホームセンターには売っていません。くれぐれも無くさないように。

③きっと外で作業をすることになります。風の穏やかな日にやりましょう。

まだいくつかアドバイスはありますが、これが大事なところです。good luck!

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あと、スピンネーカーは慣れてきたらで、とのアドバイスは的確だったと思います。

タンデムアイランドの艤装はとてもシンプルで、それが良いところです。ただ、スピンネーカーのシステムを付けることでロープ類が増え、身の回りがごちゃごちゃします。初心者の方だと“大変だなぁコレ”という感覚になるのではないかと思いました。少し慣れてから…が良いです!