ヨットに初心者のかたを乗せるときに心配することがいくつかあります。
ゲストが「船酔い」してしまわないか…というのが一番大きいでしょうか。
せっかく楽しみにして早起きしてきても、酔っちゃうと一日ブルーでしょうしね。
人によって酔うきっかけは様々ですが、今までの経験上、”酔う余裕が無い”状態であれば酔いにくくなるような気がします。
そういう状況を維持するのは、なかなか難しいんですけれどね。
難しい中で、酔う余裕をなくす方法としては、
『舵(ラダー)を任せて楽しんでもらう』のが今のところ最善ではないかと思っています。
針路を保つために遠くを見ることで揺れている感覚が和らぐのと、適度な緊張感がうまく作用するようです。
そういう面から見てもタンデムアイランドはとってもよくできています。
デュアル・ステアリング・・・舵をコントロールするレバーが、前後のコックピットにそれぞれ付いているのです。
もちろんミラージュドライブ180°も前後のコックピットについていますし、セイルをコントロールするシート(ロープ)も前後どちらの人もコントロールできます。
ラダーの上げ下げも、セイルの巻きあげも、2人どちらでもできます。
つまり、お客さんを “お客さん扱いせず” 一緒に操船に参加して楽しむことができるのです。
出発する前に、簡単に説明しておけば海に出て大丈夫。少々操作を間違ってもタンデムアイランドはひっくり返りませんから!
10分もすれば、”私、ヨットを操船できる!”という状態になりますよッ!
それに、目線が水面に近くスピード感があるし、あまり傾かずに走るタンデムアイランドはとっても船酔いしにくい乗り物です。
初心者からベテランまで安心して楽しませてくれるのがHobieCat社のタンデムアイランドのシビレるところです!