Osmo Pocket 海で使ってみた ~Osmo Pocket sailing trial~


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tandem island in Zushi--Osmo Pocket CAM-

◆もっと滑らかな映像が撮れるよう頑張ります◆

防水カメラを持って海に出ることが多い私ですが、静止画はご披露するに足るものの、動画は手振れ、海振れで見るに堪えないものになっていました。

今回紹介するのはDJIから出ているOsmo Pocket(オズモ・ポケット)というジンバル付きのカメラです。とっても小型なのにびっくり高性能のビデオカメラです。もちろん静止画も撮れます。

これを買った時はすぐ後に専用の防水パックが販売される予定でしたが、2019年に出たのでようやく海に連れ出せたわけです。約1年待ちました。

上の動画ですが、まだ暑い頃のもの。だらだらぁと撮ったものですがOsmo Pocketでの動画の様子をご覧ください。

ジンバル付きのカメラなので、左右の振れは機械が吸収してくれるのですが、持ち手が縦に動くとそれなりにブレます。保持していた角度が良くないかも知れません。

もちろん、私の手はなるべく動かないように努力はしているのですが、タンデムアイランドが波で上下するのでこうなってしまうのです。

Osmo Pocketを艇に固定させたらどうなるかは後日やってみようと思います。

これでもジンバルがついていないカメラの動画より遥かに見やすくなっていますよね?タンデムアイランドのスピード感も感じていただけると思っています。

下はジンバルがついていないカメラでの動画です。頑張って揺れないように撮ったつもりですが、撮れた動画はユレユレです。慣れないかたは酔いますから注意してくださいね。

◆カメラを直に持って撮るとこんな動画に(見るに堪えない)◆

 

 

【国内正規品】DJI Osmo Pocket 防水ケース

【国内正規品】DJI Osmo Pocket 防水ケース

  • 発売日: 2019/07/15
  • メディア: エレクトロニクス
 

 ※後日談…2020年11月Insta360 One Xの後継機種 One X2を購入しました。こちらは防水仕様です。スタビライジング機能(水平を保持する機能)や、手振れ補正などが進歩したようです。これから購入をお考えなら、Osmo PocketではなくInsta360 XでもなくX2をお勧めします。(2021年1月記)

 

【重要】葉山港はしばらく持込み不可

 


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仕方がないこと、でもつらい。

私たちカートップ・ボーティーズはしばらく葉山港、湘南港(江の島)が使えません。江の島が東京オリンピックのセイリング競技の会場となるため、江の島にあるヨットを葉山に移動して、江の島ヨットハーバーを使いやすくするのです。

そのため、艇をマリーナに保管している人はこれまでどおり葉山港から出すことができますが、私たち艇を車に載せて移動する人たちはしばらくの間、利用不可となってしまいました。(最後まで読んでください)f:id:kayakadv1:20200115163639j:plain

オリンピック自体は今年2020年7月24日から8月9日までの17日間、その間なら我慢できるわ、と思っていましたが、持込み利用不可の期間は明日1月16日から秋の10月15日までのなんと9カ月間に及ぶのですから恐れ入ります。

 

前回、葉山に行ったときにパンフをもらっていたのですが、まさかこんなことになるとは思わず、その期間を見て(下写真の←部分)目を疑いました。f:id:kayakadv1:20200115163654j:plain

さて、どうしましょう。

金沢区の「海の公園」、三浦市の「三戸浜海岸」、材木座海岸それとも野比茅ヶ崎?駐車場から段差なくビーチまで移動できる場所を再確認しないといけません。

こうなるのは今年だけのことです。我慢するしかありません。せっかく買った冬用ブーツもいつ威力を発揮することやら。

今シーズン葉山港の利用を予定されているかたはご注意ください。

 

湘南港(江の島ヨットハーバー)1月末までヨットの持込みができるそうです。利用される方は念のため確認をお願いします。(やはり2月より10月までは利用不可とのことでした)tel:0466-22-2128(㈱湘南なぎさパーク)

カヤック乗り 寒さ対策 ”足冷え編”

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◆左が3シーズン用、右が冬用の”裏起毛つき”のマリンブーツ(共にGullブランド)◆

海での寒さ対策はほぼできたと思っていましたが、正月早々海に出たときにそれがまだまだだということがわかりました。

足、足先が冷えるのです。これは耐え難いものでした。

カヤックをどこで乗るのか、どう乗り降りしているのかによって寒さ対策の焦点は変わると思いますが、私の場合、葉山港のコンクリートのスロープから降ろします。

すると、一旦タンデムアイランドを水に浮かばせて、ある程度水深があるところでトローリー(台車)を下に抜かないといけません。そのため股下まで水に浸かります。腰からくるぶしまではドライスーツで浸水を防げていますが、足は・・・素足の上にダイビング用のウエットスーツ生地のブーツを履いているだけです。当たり前ですけど水はブーツの中に容赦なく入ってきます。

ウエットスーツ自体は、体とスーツの間に水を入れ保温するものなのでこれは構わないのですが、その足、海に浸かっている間は案外温かいもので苦になりません。ところが、その足がカヤックの上に出で風に晒されるといきなり冷たくなります。

ですから、足の寒さ対策を!となったのです。

 

記事を書いている間に、冬用のマリンブーツを買ってしまいました。税込みで6千円程度。近所のダイビング用品屋さんに相談したところこちらとなりました。「裏起毛つきのウエットスーツ生地」初体験となります。結果は後日レポートします。冬でも快適に楽しみたい私にとって大事なことなのです。

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◆赤い部分が「裏起毛」。起毛といってもこの程度(赤の生地が暖かさをキープするらしい) 本当に効果あるのだろうか?◆

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◆3シーズン用のブーツの内部 冬以外はこれで問題無し◆

ブーツは若いころの経験で「チャック付き」のものを選ぶことにしていましたが、冬用となれば話は違います。脱着が難しいと思ったら意外に簡単でした。厚手の靴下くらいの感覚です。冬はなるべく密閉したほうがいいでしょうからチャック無しでOKなのですね。

 

実は、手先も冷えます。そう思って先シーズン、ネオプレンゴムのグローブを買いましたが、これが今のところ機能していません。冷えた指先はこのグローブをしても冷たいままでした。でも、こちらにも”裏起毛つき”のものがあるんですね。次の予算でそれを買ってみようかと思います。

タンデムアイランドでロング・グルージング

あけましておめでとうございます。

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◆お正月の葉山沖から 逗子(画面右)と鎌倉(画面左)を望む◆

タンデムアイランドとともに迎える正月は3回目となりました。

小さな事故もなく、楽しく遊べていることはありがたいことです。

昨年はカヤック・フィッシングも始めたので、これからはより糸を垂らす回数も増えると思います。

せっかくなので美しく輝く真鯛を仕留めるべく「タイラバ」という仕掛けとそれ専用の竿も買いました。今まで私が使っていた竿では鯛は釣れないとベテラン釣師より引導を渡されてしまったのです。

と書いてはみたものの、本当は風とともに走っているのが好きなのです。飽きないのか?と聞かれることもありますが全く飽きません。

私の場合、ただ走っているようでも実はロングクルージングのための準備なのです。

葉山から、とりあえずは相模湾を横断して伊東や熱海まで行ってみたい。それができたら、伊豆半島から大島まで、それができたら、利島、新島、式根島神津島、などを回って三宅島へ、そして御蔵島まで行ってみたい。このポリエチレン製のタンデムアイランドでです。

もう少し立派なヨットがあれば、孀婦岩(そうふいわ・そうふがん)を直に見てみたい。そしてできれば小笠原まで行きたいのです。

さらにそこまで行かれるのであれば今も噴火を続けている西之島も見てみたいです。

全部東京都ですけどね。

もう少し立派なヨットを・・・と書きましたが、タンデムアイランドでは絶対に無理でしょうか?47フィートの大型ヨットで大荒れの海の中を小笠原から横浜まで走ったことがありますが、あの時私は死を覚悟しました。天候が悪すぎました。

海況さえよければタンデムアイランドでも行けるのでしょうが、数日間にわたり穏やかな天候が続くはずはありません。風や波が強くなってきたときに耐えられる船でないと目的地への到達の確率は低くなります。

私が今生きているのも、頑丈な船体があったことと、適切な操船があったからこそです。

私たちがその嵐の中でもがいていた頃、ウインドサーフィンでロング(確か沖縄から九州を目指していた)を試みた人が行方不明になってしまいました。海では陸での計算どおりにいかない、ということなのでしょう。

ロング…といっても、スパンを気象の変化に対応できる距離にして、岸伝いに日本一周とか、数時間で行かれるアイランドホッピング程度にすべきでしょう。

過去2回の正月に抱負を書きましたが、2020年は「ロングクルージングを始める」ということにします。連休のない身ですのでその中でのこととなりますが、タンデムアイランドの楽しさと一緒に耐久性もレポートできると思います。

 

今年もさっそく4日に海へ出てきました。ところがそこで新たな対策が必要になりました。足先の冷えです。これについては次回書こうと思います。

本年も皆様にとって楽しいマリンライフが送れるようお祈りします。

つくりだされる海難事故 ~ミニボートの転覆~

2019年11月30日、東京湾の出口に近い野比(のび)沖で釣り客向けに貸し出されている小型ボートが転覆し、40代男性2人が遭難。一人は無事救助され、もう一人は翌朝少し離れた岸壁で亡くなった状態で発見されました。

同じ船で遭難し、救助された人は転覆した船にとどまり、亡くなった人は救助を求めて岸に向け泳いだ。なぜこのような結果になってしまったのでしょう。

情報がこれだけだと答えは・・・泳いだことで体温が奪われ、それが致命的になったから・・・でしょうが、私はもっと元にあるのではないかと考えています。

 

断片的にいうと泳いだのは失敗でした。貸ボートの店主に「これから戻る」と連絡をしていたのだからなおさらです。救助を待つべきでした。その電話から発見されるまで約70分。

ただ、その立場に置かれたらどうでしょう、あなたはじっと待てるでしょうか?

報道によると転覆したのは岸から200mのところです。たった200m。ライフジャケットも着ています。海から見る岸は実際より驚くほど近く見えます。こんなに近いなら軽く泳げると思うのではないでしょうか?

転覆している危機において人は正常な判断が下せなくなるものです。何かしないと北風に押されてさらに沖に流される、このままじっとしていたら体温が下がって死ぬ、同じ死ぬなら岸が近い今のうちに救助を呼びに岸へ・・・、と思ったかもしれません。

この事故から学ぶことは

 1、こういう状況にならないようにするための努力

 2、不幸にもこういう状況になったときの対処

だと思います。

1は書けば星の数ほどあります。ただしどれほど対策をしても事故は起きてしまうもの。

2については何度も書いていますが、携帯電話を防水パックに入れて携帯することと、無線機や笛や発煙筒などのシグナルを用意することに尽きると思います。陸にいる人に緊急事態を知らせることができたら生存率はぐんと高まるはずです。

ただ、今回の事故を受けて私が言いたいのは違います。

ボートが小さくて危な過ぎる ということです。

エンジン付きのボートを扱うのに免許が必要なのは日本人なら“当たり前”でしょうけれど世界的には珍しいことです。批判は以前からありましたが、そんな中、国は免許がなくても乗れる小さなサイズを決めました。平成15年11月からです。

くわしくはこちらをご覧ください。必読と思われるパンフレットもあります。

大体のことろを言うと、長さ3mの船に2馬力のエンジンをつけている分には免許はいりません、船検も必要ありません。

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さてこの3m、お店や家で見ると大きいのですが、海に持っていくとなんと小さいことか。こんな小さな船に2人なんか乗ったらだめですよ、と言いたくなります。

そして2馬力のエンジン。風が強くなっても大丈夫なのでしょうか。

これくらいの低馬力のエンジンはエンジン上部にある紐を勢いよく引っ張って始動させます。

一発でエンジンがかかればいいのですが、丁寧な整備がされていない限りそういかないことが多いのです。エンジンが始動しないと焦ります。チョークをいじってさらに点火プラグが燃料で濡れてかからなくなります。そういう作業をしているとどうしても船の後ろが沈みがちになり、ちょっとした波でも水が入ってきて一気に転覆してしまうのです。

 

舟艇工業会によると、免許不要のいわゆるミニボートの事故は年々増加傾向。それも「転覆」が多いのが特徴だと。当たり前です。このぶんだとそのうち免許不要じゃなくなりますね。

私は逆に、船の免許制度なんかさっさとやめて実技講習を充実させたらと思うのですが。

こんな危ない小さいサイズのボートを「免許不要」とハードルを下げて誘うものだから、いくら立派なパンフレットをつくっても遭難事故と犠牲者が増えるのです。いかにもお役所の仕事らしく、むしろ(国の政策に)つくりだされた海難だと私は思うのです。

シーカヤック 緊急時の連絡手段

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◆右胸には防水パックに入れたiphone、左胸にはVHF無線機 ともにストラップをジャケットに結んでいます!◆

国際VHF無線と携帯電話をライフジャケットのポケットに入れて海に出ています。

VHF無線を使うには、書くのもうんざりしますが国家資格が必要だったので仕方が無く暗記勉強をして東京会場まで行って受験してきました。第二級海上特殊無線技士という資格です。

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試験にめでたく合格したからといって国は無線を自由には使わせてくれません。交信をするには「開局」の手続きをしなければなりません。わずかですが有料かつ有効期限付きです。

でも私はハンディータイプの無線機を購入し今手元にあります。無線機で他人のやりとりを聞くのに開局は必要ないから構わない(法には触れていない)のです。

そのうち気が向いたら開局をしようと思いますが、考えてみました。

ひとり海に取り残されて生きるか死ぬか・・・という状況をです。運悪く携帯電話は電源がありません。そこで私は無線機を握りしめます。

「これでボタンを押して救助を呼んだら電波法違反になるから止めとこう」と考えるか?です。

私なら迷わず救助を求めるためにボタンを押して発信します。命が助かった後で電波法違反に問われても死刑になることはないでしょうし。

法に違反したらどうなるか私は知らなかったので調べたら、ちゃんとありました。電波法第9章の第110条第1項にこう書いてあります。

「免許がないのに、無線局を開設し、又は運用した者は一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する」

だそうですので、あとは皆様の判断にお任せします。

いけませんね、法を無視して捕まったら罰金を払えばいいや、という考えは。

適切な運用をお勧めします。

実際にチャンネルを16にして無線のやりとりを聞いてみました。

16chは呼びかけチャンネルなので、いろいろな交信がはじまるのです。

(どういう仕組かわかりませんが、交信のすべてが聞けるわけではありません)

 

横浜にいると、東京、川崎、横浜、横須賀、千葉の各ポートレディオ、そして東京湾全域を管制している東京マーチス(Marine Trafic Information Serviceの通称)、それとパイロット船、米軍の軍艦からや大型船どうしの呼びかけなど、通信のやりとりの一部を聞くことができます。

米軍艦からセキュリテ・セキュリテ・・・と注意を促す通信があったりします。“北緯・東経●●●・・・何度に向けて軍艦が航行中・・・”と言っているのでしょう。早口で正確に聞き取れませんが(苦笑)。

商船がそれぞれの港の管制センターとどんなやりとりをしているかというと、出港の予定時刻の確認やアンカーを打ちなおすとか、次の寄港地はどこかとか言っています。

日本でこの無線機がプレジャーボートで使えるようになったのは最近(平成21年)のことで、国を問わず世界のプレジャーボートと商船等で使用されている国際VHF無線が、やっと!国家資格とお金は掛るけれど使えるようになったのは日本のマリン界にとって大きな進歩です。

ただ、まだまだ普及はしていないですね。こういう無線施設は基本的に全員が使える状態にあるということが大事だと思うのですが、何度も言います“国からの許し”が必要なうちはハードルが高いため、普及は進まないのだと思います。あと値段も。

※問い合わせがあったので書いておきます。電波を管理する総務省に直接聞きました。

巷では「母港」を持たないカヤックなどは無線局を「開局できない」、つまり国際VHFは使えないのだと聞いていました。それを確かめるべく当局に電話したところ、拍子抜けしました。あっさり「開局できる」とのことでした。まだ実際に開局はしていませんが使えることがわかって安心しました。

寒かったぁ~ 寒さで遭難しないために

海に出るときの服装は甘くみてはいけないとあらためて反省しました。

当日、気温は10~15℃くらいだったでしょうか、ニュースでは「今季はじめて木枯らしが吹く」と言っていた日です。

いつものmontbell(モンベル)のツーピース・ドライスーツにマリンブーツ、それと帽子という服装。

先日の失敗はドライスーツの中に着たもの。保温性が高い薄手のハイネックシャツ、下はフリース地の長ズボン。

寒くなったのは上半身。

このくらいの気温では、上もフリース地のものを着たほうが良かったです。

ちなみに、水温は意外と高いもので、ぬるいなぁと感じるほどでした。

太陽が照っている間はこの服装でも全然寒くなかったのですが、この日は雲が多く日差しが弱まるとすぅ~っと体が冷えました。

これでもし、風下に降りて強風の中なかなか葉山に戻れないということになったらと思い、買っていった助六寿司を食べて、逗子湾内で遊んだ後そうそうに切り上げました。

この日は北東からの風が8~10m/秒くらいだったでしょうか、江の島方面に行っても、横須賀方面に降りても、戻りはのぼりの風になってしまいます。

 

タンデムアイランドは風が強い中でもあまり恐怖感なく走れるとても安全なヨットですが、帆を全部展開して走っていると、もしかしたら倒れちゃうかもというくらいの力を感じる時があります。

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◆強風下おっとっと! 戻る時の風向きを確認して沖に出よう!◆

この船のいいところは簡単に縮帆(リーフ)できるところ。帆を小さくすると倒れる心配からは解放されます。ただ、風に上る時は角度が犠牲になる感じです。

どれくらいの風でどれくらいの角度が犠牲になった・・・と書けなくて申し訳ないのですが、強風の時は戻りのことを心配して出るように、とアドバイスしておきます。

ある程度沖に出たら、いろいろな角度で走ってみるのです。返りは横風でラクラク走れると思っていたら意外に上り一杯だったりするのです。

葉山港や葉山マリーナを拠点とする場合、北東からの風が一番セーラー泣かせです。行きはともかく返りの時は「戻りたい方向から風が吹いてくる」感じになるからです。

風が強い中でなかなか目的地に戻れず時間だけが過ぎていく・・・ということになりかねません。

タンデムアイランドなら、どんな状況でもどこかには着けるという安心感はありますが、動力が手だけのカヤックやサップ(スタンドアップ・パドルボード)は風向きに細心の注意が必要です。極端ではありますが、南風なら最後は日本列島に押し戻してくれますが、北風の下では逆に日本列島から離されてしまいますから。

なかなか戻れないうえに寒いとなると命取りです。初心者っぽい反省ではありますが、あらためて私も以後気を付けることにします。

書き忘れました。風向きは常に変わります。予報も確認しましょう!

ついでにもうひとつ!

北東の風、もしその日のうちに葉山に戻らなくて良いのなら、どこへ行くにも最適な風です!スピンネーカーを使えば一気に相模湾横断も!冒険の幅は広がります。