あけましておめでとうございます。
◆お正月の葉山沖から 逗子(画面右)と鎌倉(画面左)を望む◆
タンデムアイランドとともに迎える正月は3回目となりました。
小さな事故もなく、楽しく遊べていることはありがたいことです。
昨年はカヤック・フィッシングも始めたので、これからはより糸を垂らす回数も増えると思います。
せっかくなので美しく輝く真鯛を仕留めるべく「タイラバ」という仕掛けとそれ専用の竿も買いました。今まで私が使っていた竿では鯛は釣れないとベテラン釣師より引導を渡されてしまったのです。
と書いてはみたものの、本当は風とともに走っているのが好きなのです。飽きないのか?と聞かれることもありますが全く飽きません。
私の場合、ただ走っているようでも実はロングクルージングのための準備なのです。
葉山から、とりあえずは相模湾を横断して伊東や熱海まで行ってみたい。それができたら、伊豆半島から大島まで、それができたら、利島、新島、式根島、神津島、などを回って三宅島へ、そして御蔵島まで行ってみたい。このポリエチレン製のタンデムアイランドでです。
もう少し立派なヨットがあれば、孀婦岩(そうふいわ・そうふがん)を直に見てみたい。そしてできれば小笠原まで行きたいのです。
さらにそこまで行かれるのであれば今も噴火を続けている西之島も見てみたいです。
全部東京都ですけどね。
もう少し立派なヨットを・・・と書きましたが、タンデムアイランドでは絶対に無理でしょうか?47フィートの大型ヨットで大荒れの海の中を小笠原から横浜まで走ったことがありますが、あの時私は死を覚悟しました。天候が悪すぎました。
海況さえよければタンデムアイランドでも行けるのでしょうが、数日間にわたり穏やかな天候が続くはずはありません。風や波が強くなってきたときに耐えられる船でないと目的地への到達の確率は低くなります。
私が今生きているのも、頑丈な船体があったことと、適切な操船があったからこそです。
私たちがその嵐の中でもがいていた頃、ウインドサーフィンでロング(確か沖縄から九州を目指していた)を試みた人が行方不明になってしまいました。海では陸での計算どおりにいかない、ということなのでしょう。
ロング…といっても、スパンを気象の変化に対応できる距離にして、岸伝いに日本一周とか、数時間で行かれるアイランドホッピング程度にすべきでしょう。
過去2回の正月に抱負を書きましたが、2020年は「ロングクルージングを始める」ということにします。連休のない身ですのでその中でのこととなりますが、タンデムアイランドの楽しさと一緒に耐久性もレポートできると思います。
今年もさっそく4日に海へ出てきました。ところがそこで新たな対策が必要になりました。足先の冷えです。これについては次回書こうと思います。
本年も皆様にとって楽しいマリンライフが送れるようお祈りします。