ひとりでできるもん!・・・タンデムアイランドの出し入れ

あの大きく重いタンデムアイランドをひとりで車庫から車のキャリアに移して、縛って走り出すまでの作業は、体がまだ眠っている朝イチの私には重労働…、

遊んで帰ってきて、車庫に収めるまでの作業もまたきつい作業でした。

・・・でした??

そう!解決したのです!!

それも、2,000円未満の出費で!

 

解決に導いたのは ルーフキャリアのメーカー innoのタイダウン・ストラップ2本です。(別にメーカーにこだわりませんが、ハイルーフ用の6mの長さのものはホームセンターにはあまり無い)

 

灯台もと暗し・・・で、今までタンデムアイランドをキャリアーに縛るとき使っていたタイダウン・ストラップは、金属製のストッパーが付いています。

そのストッパーのお陰で、ストラップの長さを好きな位置で簡単に止めることができるのです

f:id:kayakadv1:20170511145553j:plain ☆収納時はこのように上下逆さまにしているので…☆

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 ☆ タイダウン・ストラップでカヤックを中間の位置で止めたところ。ここまで降ろして写真のように表裏をひっくり返す。 ↑このセーフティーロープが車への移動の時にガイドラインとして役目を果たす ☆

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 ☆ いろいろ方法を考えたが、タイダウン・ストラップ2本で解決! ☆

 

タンデムアイランドを車庫から出す時の手順

①セーフティーロープ(タイダウン・ストラップにもしものことがあっても艇を落下させないためのロープ)を緩める

②タイダウンストラップを緩めて1mほど下げる

③キャリアに載せるためにタンデムアイランドを上下をくるっと反転させる(ヨイショ!)

④車を車庫の前に着ける

⑤セーフティーロープを調整してキャリアにタンデムアイランドをスライド移動させる

⑥あとは、amasや他の部品を積んで、最後、別のタイダウン・ストラップで縛って完了

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 ☆ よっしゃ~! 出発ぅ~! ☆

こんな感じですが、

このタイダウン・ストラップ吊りに改良する前は①~⑤までに30分掛っていました。

それがこの改良で(慣れもあいまって)10分程度にまで短縮され、それだけでなく、体力的にもとてもラクになりました。

これが煩わしいと、それだけで出艇する機会が減るというものです。

後日この様子は動画を載せることにします。

 

中型バイクの免許を取りに行った時、こんなに重いの!?と思いましたが、大型バイクを扱うようになると中型バイクが軽く感じられるものです。

タンデムアイランドも同じで、初めて持った時よりだいぶ軽く感じられるようになりました。持ち上げる時は、左手で艇を持ち上げ、右手でストラップを引けば・・・簡単です。

だからラチェット式の、通称「ガッチャ」や、テークルを使ってラクして上げ下げしようと考えなくて済みました。これでもう悩まなくて済みます!

 

これかはらは、タンデムアイランドのメインの船体だけなら、”そんなに重くありません”(笑)と言おうと思います。

ひとりでできるもん!!て

※横浜のサウスウインドのブログによると、主船体だけの重さは56.25kg、(マストなどフル・フィッティング状態で86.18kg)とのこと。

 

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タンデムアイランドのマニュアルに、適切な保管方法が図示されていました。

それがコレ(※日本語は私のコメント)

 

 

専用クレードルでなければ、上下を逆さまにした方がいいんですね。きっと構造的な理由なのでしょう。

あと、感心したことがあります。

こういうマニュアルの挿絵ひとつ取っても、ちゃんと2017年モデルの新しいタンデムアイランドの形に更新されていること。