明けましておめでとうございます

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平成30年(2018年)が始まりました。

皆様にとって素敵な1年でありますように!

平成29年5月から乗り始めた私のタンデムアイランドですが、コレを単に自分の楽しみだけにではなく、たくさんの方に海遊びを体験していただきたいと思っています。

と言っても、いざ乗るとなると、どんなかっこして行けばいいのか…?船酔いどめの薬は…?食料や飲物は…?と心配されることでしょう。

でも、第一にこのタンデムアイランドはとっても安全に楽しく遊ぶことができるよく出来た製品です。安心してください!

ウェアやマリンブーツやライフジャケットはお貸しできるものを用意しています。

わからないことはメールや電話番号をご存知の方は電話で、遠慮なく聞いてくださいね!

過去の記事をご覧いただければタンデムアイランドの安全性を理解いただけると思います。

 

ただ、海ということろはディズニーランドのジャングルクルーズのように“絶対的”な安全を提供してくれるところでは…残念ながらありません。

絶対的な安全を犠牲にするだけあって、ディズニーランドでは感じられない自然のエネルギーを感じられる…はずです。

 

これを知ってしまうと、いくら鮫やシャチがいようと、海に出たくなってしまうのです。

昨年一年、事故なく無事に遊べたことを神様に感謝します。そして迎えたこの年の安全を祈ります。

 (下の写真、左に見えるのは鎌倉稲村ケ崎

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シーカヤックの事故 @静岡県焼津

2017年11月5日午前8時15分頃に発見された時はすでに亡くなっていたということです。死後半日から2日。それも、遺体はうつ伏せで浮いている状態、傍らのカヤックも同様、転倒した状態で浮いていました。

遺体の右足と両手には、きっと鮫でしょうが、何者かに噛まれた跡があったそうです。

静岡県焼津市の大井川港から約6km沖での事故です。

 

そのかたが乗っていたのはテレビの映像によると Hobie cat社のRevolutionのようです。私のタンデアイランドと同じメーカーのsit on topタイプのカヤック。本体に脚漕ぎのミラージュドライブや魚探がついていました。

 

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☆事故したものと同型と思われるカヤック☆ (Hobie cat カタログから)

年齢も身長も体重も私と同じようなかただったみたいです。仲間を失った感じがして胸が痛みます。ただ、続報が無く、身元が判明したのか否かもわかりません。

Revolutionは本体が1本で、アウトリガーは付いていないタイプです。広い海に出るときには、やっぱりアウトリガー(横に張り出した浮きのような船体)があった方が安心なような気がしますが、皆さん訳あって付けないのでしょうか?

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☆簡易的なアウトリガーがオプションで用意されている。横に張り出しているアームを回転させることでアウトリガーの高さが調節できる。これがあるのと無いのでは波のある海面での航行に雲泥の差があると思う(Hobie cat社カタログから)☆

 

他のサイトで、サメによるものやその他の事故に遭わないためのノウハウを記しているものがたくさんありますから、詳細は先輩方にまかせますが・・・

fanblogs.jp

 私もいろいろ試してみないといけません。

落水してから、ひっくり返ったカヤックを立て直して、再び乗りこめるかを。

 

もしかしたら、命を守る目的で着ているライフジャケットが邪魔して、乗り込むのを難しくしているかもしれません。カヌー、カヤック用のものは胸の部分の浮力体が結構大きいのでなかなか難しいかもと思い始めました。

 

あと、これはマジメですけど、ちょっと珍しい方法を友人から教わったことがあります。一人が船(ゴムボートやカヤックなど背の低いボート)の上にいて、もう一人がなかなか乗りこめない・・・そんな時に使う方法ですけど。

落水者の頭を上から一旦押して沈めてからライフジャケットの浮力を利用して引き揚げるのです。

落水者にちゃんと言わないと ”ワシを殺すんかぁ~” ということになりかねませんので、ちゃんと説明してあげてくださいね。『”せ~の”で頭を上から押して一気に沈めるよ、上がってくる勢いでそのまま引き上げるからね、水中では息止めててね』と。

でもこれは、1回で成功すればいいですが、失敗でもしたらかえってパニックを煽ることになるかもしれません。

ただ、ライフジャケットの腰のベルトを締めておくか、股下にストラップを回しておかないとジャケット全体が上にズリ上がっている状態では頭を押してもダメです。だからライフジャケットは最初からちゃんと着ないといけないんですね。

 

で、私なりの答えは簡易ハジゴです。

1段か2段だけのです、メインの船体のどこかに巻きつけておいて、いざという時にすぐ使えるようにしてみようと思います。この程度なら廃材で作れちゃいます。

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ただ、何もこれも、実際にやってみないうちは答えは出ません。

実はこのタイプのハシゴは、ステップに足を掛けると脚ごと船の下に潜ってしまい、這い上がるのがとっても困難なのです。カヤックでもそうなってしまいそうです。

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☆その他、既製品ではこんなのや・・・☆(West Marine のカタログから)

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☆こんなものもありますが、You Tubeで使い方をご覧ください☆(Hobie cat カタログから)

 

暖かくなったらいろいろ試してみたいと思います。船に這いあがれず力尽きてサヨナラ・・・とならないように!

試すまで事故が起きないようにとりあえず気を付けます。

 

カヌー、カヤック遊びをするときの注意として、一般的にはスキューバ・ダイビングのように、常に2艇以上で活動せよ、と書いてありますよね。

わかります。スキューバではペアで動いていれば起きなかった事故もたくさんあったと思います。でも、カヤックとなると、なかなか自分と同じペースで動ける人っていないんですよね〜。

もうひとつが、日の出から日の入りまでにしましょう、と。

夜の海・・・太平洋のど真ん中ならそうでもないのですが、沿岸はとっても怖いです。

私は、しばらく明るいうちだけにします。

 

ん? 海は危険だから海遊びをやめよう・・・なんて、私は思いません。山を楽しまれている方も同じでしょうが、なんでそう言い切れちゃうのでしょうねッ

 

☆楽しさは安全に遊んでこそ!☆

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 ☆時間がある時にでもご覧になると中には有益な情報もあります☆

www.kaiho.mlit.go.jp

 

 

カヤック  服装で悩む (寒い季節編)

これがセイリング・クルーザーとの違い!

クルーザーの場合は、家を出てヨットに乗って帰るまで、海に触れないことがあるくらいで、寒さ対策はほぼ陸上のノウハウを使えるのですが、カヤックは水に近いぶん必ず濡れると思っていいです。寒さ対策も工夫が要ります。

 

これからの季節の服装で悩んでいます。

私はまだ答えが出せていません。

ディンギーを通年乗っていた25歳の頃は、先輩からもらった色気のないウエットスーツを着て、足にはダイビング用のマリンブーツを着ていました。

それで冬も我慢することなく乗り切った・・・はずです。

でも、今は54歳、あまり無理できません。

 

今のところ考えているのは、ツーピースのドライスーツ

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☆いずれもモンベルのラインナップから(カタログから)☆

 

上は、手首、襟首から水が入らないタイプ。これも中にフリースジャケットなどを着ます。(実勢価格12,000円程度)

下は足首から水が入らないタイプ。中にフリースのパンツを履いて着るタイプ。(実勢価格9,000円程度)

こんな感じかな?と思っています。

ツーピースになっていても、腰で上下の服を折り曲げて締めるので、水が入ってきにくい構造になるのです。

 

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☆先の写真より少し安い ポケットとかが無いので☆

値段でウエットスーツのロングジョン(袖の無いツナギ)で・・・とも考えましたが、ショップのかたから “寒いですよ~” と言われ怖気づきました。

 

いろいろ買って無駄になってはいけないけど、足りなくて寒さに耐えられないといけませんし・・・。

あと、ウェーダーといって、長靴に胴着がくっついているものを以前、ホームセンターで買いました。(たしか4,500円くらい)・・・かっこよくはありませんが、腰まで水に浸かっているのに一切濡れない嬉しさは特筆ものです。

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※ただ!Wikipediaで読みましたが、確かに、これを着て海に落ちて、水がウェーダー内部に入ったら下半身の自由が奪われ、重大な事故を招きかねませんから使用には注意します。

 

 

タンデムアイランドは、前後に座席がついていますが、前に乗るか、後ろに乗るかで、服装に求められる機能も変わります。

どういうことかというと・・・

前に乗る人:しぶきがかかる。速く走ると必ずかぶるので、首や手首から水が浸入させないことが大事。

後に乗る人:しぶきは(前にいる人のお陰で)ほとんどかからない。その代わり、港での出し入れでかならず水に入るから、足首、手首からの水の浸入を防ぐことが大切。

ひとりで乗ってみるタンデムアイランド


Hobie Tandem Island in Kamakura

9月に1回も海に出られなかったので、久々の葉山です。

夏のような一日でした。風は南2m~3m/s程度と弱~い感じだったので、試すこと試してさっさと帰ろうか・・・と思っていましたが、沖の方はいい風が吹いていて結構楽しめました。

 

今日はじめて試したのは「一人乗り」

その名も「タンデムアイランド」はタンデム・・・2人で乗るもの。

ほとんどの装備が×2になっています。

帆の面積も、一人乗りのアドベンチャーアイランドより大きいので、一人乗りしたらどんなものか、以前から楽しみでした。

当日は風も穏やかで助かりました。

やはり、モノハルの重いディンギーと違い、そよ風でもススス~っと進みます。

今まで、2人~4人で乗っていたので軽いのなんのって!

しぶきも掛らない平坦な海だったので、リラックスして乗れました。

 

ただ、一人だったので、何をやるにも一人。

 一人で出て大変なことが・・・無くはありませんでした。

ひとつだけ! セイリングから港に戻ってスロープまできたところで、浮いている船体の下からトローリーを挿すのは、ちょっと手間取りました。水が冷たくなると厳しいなぁ~って感じです。

そうか、こういう時に水が入ってこないドライスーツはありがたいですね。値段はぐっと高いですけど。

今あるトローリーが船体に挿すタイプなのですが、別に挿さなくてもいいんですけどね。

 

まだまだ、試したことはあるのですが、今回はこれで。

動画をアップしたのも、初めてのことです。オチの無い動画ですが、試験的なものですのでお許しください。ただ、軽風でもすいすい走る様子はわかっていただけると思います。iphoneで撮った動画ですが、意外に画像が良くないのですね。きっと設定でしょうけど。

 

あらためて、タンデムアイランドは海の上での自由を満喫できる素晴らしい乗り物です!特に今回はランチと飲み物を持って行ったのでそう感じました。本当は冷たいビールを飲みたいところですけど!

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 前方は逗子湾 Supの集団が前に見えます 10月だというのに夏!

 

☆車載方法を改善☆ タンデムアイランドのカートップ

タンデムアイランドのカートップの仕方を変えてみました。

下の写真は当初の積み方です。船体の上にAmas(アウトリガー)を2本載せて船体と一緒に縛りました。

強く縛ると、柔らかいポリエチレン製のAmasが歪むくらいになってしまうので、改善を考えていました。

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・・・で、Amasを船体の横に置いてみようとしましたが、

こんな感じ(下の写真)で座りが悪い。

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載せる時や降ろす時に下図のようにAmasが落ちやすいのでどうしようか迷いました。

図解すると下図の感じで、帯(赤い線)が横に張ってAmaがうまく載せられません。
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そこで、下図のように、下の角材の幅を狭めてみました。

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で、改善した結果がこれです。

 

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 (上に載ってる黒い物体はセイルが巻かれている状態のマスト)

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積み降し時も安全にできるようになりました。

荷物の高さが低くなり much better ! good job!  安心して運転できます。

遠出してみたくなってしまいますね!

 

アウトドアで遊ぶ人に! 心強い助っ人「アウトドア保険」

ヨット、ボート、カヤック・・・遊びにいくというと心配するのは家族。

転覆したら? サメが襲ってきたら? 沖に流されたら?・・・

映画の観すぎかもしれませんが、事故が無いとは言い切れません。

 

そんなときに頼りになるのがこの「アウトドア保険」

 

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アウトドア用品で知られるモンベルのお店でこのパンフレットを発見しました。

書いてあるように、とっても安く、手続きも簡単なので、紹介したいと思います。

天候も良いし、よぅし!これから海行くぞ~って時で構いません、

スマホでアクセスしてあっという間に手続き完了!

1泊2日が最低の期間ですが、その場合の最低保険料はなんと250円!

それで、死亡保険が300万円余り出ますので、手厚い・・・とは言いませんが、何にも無いより(残された家族は)助かります。

入院費も一定額、出ます。

保険料を500円にすれば、カメラなどの携行品も最高10万円までカバー(免責額3,000円は自己負担)されます。

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モンベルのお店は横浜ベイエリアに4店舗ありますが、私が好きなのはバブル期横浜におけるディスコの聖地、「横浜ベイサイドクラブ」の建屋を改修した店舗(横浜しんやました店)です。会社帰りに行かれるし、駐車代がかからないし、何よりアウトレットがあるのが助かります。

 

生命保険、損害保険、医療保険、学資保険・・・保険と名が付くものは心配しだしたら入らずにはいられなくなりますが、数百円のことですし・・・どうぞ自己責任で。

あ、このアウトドア保険…基本は旅行保険なんですね。

 

葉山港 とっても便利で◎ その2

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~いつもお世話になっております 葉山港の管理棟~

自分の船を持っていても、出し入れが面倒だと、それだけで足が遠のいてしまうものです。

私が30年前、ヨットを続けられたのも、そのマリーナ(横須賀市のマリーナ笠島)に、コンクリートのスロープと浮桟橋があって出し入れがとても簡単だったからだと思います。

砂浜からヨットを出すケースも多いのですが、これは私、あまり得意ではありませんでした。

私が楽しくタンデムアイランドで走れるのは、葉山港のあるお陰。葉山港が使えなければタンデムアイランドを買う決心はつかなかったと思います。

以前にもここの良さは書きましたが、今回は写真付きで。

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飲み物だけでなく、アイスの自販機…これはありがたい!

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夏は涼しいフリーエリア。ヨット・ボートの雑誌も置いてあります

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私のように車で船を持ち込む時は、

①に止めてまず、事務所へ・・・門を開けてもらい

②へ入って事務所で利用料などを払って、船を降ろし、セットアップして

③車は公共駐車場へ移動(葉山港の利用者は特典がある)

 

ちょっとしたショップもあるので、帽子、ウェアやロープ類、ライフジャケットなど購入することもできます。

そのほか、写真はありませんが、

 ◎鍵のかかるロッカー

 ◎シャワー

 ◎衣類乾燥機

など二重丸な設備です。

施設はいつも清掃が行き届いていてとてもきれいですし、スタッフがとても親切で気持ちいいです。