☆ ナイロン製のピン? ☆ タンデムアイランドのシビレるアイテム④

以前、シビレるアイテム②で…タンデムアイランドが走っていて舵(ラダー)に何かに衝突した時、樹脂製のガヂョンピンが先に壊れることで、重要なラダーを守る構造になっている・・・ということを書きました。

広い海の上でラダーが壊れたら大変なので、それを支えるピンが犠牲になって壊れてくれるのです。

シビレます。

 

今回も、またシビレていただきましょう!

Akas(アカ)というメインの船体の左右両側に出ている腕があります。

この腕の先にアウトリガー(hobieではAmaと呼ぶ)を取り付けます。

そしてこのAmaAkaの操作でワンタッチで船体側に折りたたむことができる仕組みになっています。

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Aka (アカ)は Ama(アマ)を付けるための腕の部分のこと(ちょいとややこしい)

 

タンデムアイランドは、このAmas(複数なので S が付きます)があるから、安定感があります。少々荒れた海面でもひっくり返らずに安心して乗っていられます。

ただ、海の上では何があるかわかりません。

もし、何かの物体に衝突して、アウトリガーの船体(Amas)が壊れてしまったらこれまた大変。

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そんな稀な事故に備えて、Akasのピンが写真の部分ですけど、ナイロンでできています。

つまり、Amaに何かが衝突するなどしても、Amaが壊れて大変なことになる前に、または本体の部品がすっ飛ぶ前にピンが先に壊れて被害を最小限にしてくれるのです。

 

シビレていただくのはまだですよ~。

 

例えば、海の上で、そういう状態になったとしましょう。

Akaの片方が衝突でピンが壊れてしまい、開けない状態になっています。

でも安全に走るには再びAkaを展開してから進みたいところです。

そんな時、実はそのAkasにはそれぞれの腕にスペアのピンが刺さっているのです。

そのスペアピンを抜いて、壊れてしまったピンと交換すれば、ハイ!元どおり!

 

そうしてあなたを海難から遠ざけてくれるのです。思わぬ出費からも!

タンデムアイランドってやつは・・・

シビレます!

 

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カタマラン…トライマラン…て、ナニ語?

私のヨット歴はブランクはありますが、30年近くになります。でも、そのほとんどがモノ・ハル(胴体が1つ)でのものです。

ヨットにも動力船にも、双胴船というタイプがありますが、双胴船のことをカタマランと言います。で、胴体が3つのものをトライマランと呼びます。また胴体が2つ以上の船をまとめてマルチ・ハルと言ったりします。(船体が4つ以上のものを私は筏(いかだ)以外知りませんけど)

 

モノハル・・・英語で書くとmonohull

カタマラン・・・英語で書くとcatamaran

トライマラン・・・英語で書くとtrimaran(日本ではトリマランと呼ぶことが多い)

 

まぁこんなことはどうでもいいのですが、ついでに・・・

mono(モノ)、di(ジ)、 tri(トリ)、tetra(テトラ)、penta(ペンタ)・・・はギリシャ語の1、2、3、4、5・・・です。

ギリシャ語なんて習ったこと無いのに、すでに当たり前に使っているものもあります。

 

①モノレール monorail はレールが1本だからですね。

②ひとつだったものが二人になる離婚(ディボース)は英語で divorceと書きます。

③楽器のトライアングルは triangle、そのほか3人トリオとも言うでしょ?

④海岸に見られるテトラポット tetrapod は角が4本生えてます。

⑤米国の国防総省は五角形だからペンタゴン pentagon、ペンタックスというカメラのメーカーがありますが、あれはカメラの頭にあるプリズムレンズが5角形だからそこからとったものでしょう。

 

でもなんで、双胴船は胴体が2つなのに、ジハル(dihullという単語はありませんが)とか、3つの場合はトライハル(trihull)にならずに、○○○maranという言葉になったのでしょう。

 

どうでも良いことですが調べてみました。

実はカタラマンというのはタミル語のkattumaramからきているです。

タミル語・・・というのは南インドのタミル人の言葉。

タミル語の kattumaram は英語で言うとlog bound togther・・・丸太を並べて繋いだもの・・・という意味だそうです。

 

紀元前2500年には、台湾あたりを起源とした今のポリネシア系の人たちが、南太平洋へ筏(いかだ)に帆を付けたような・・・あるいは、今でいうアウトリガーカヤックのような船で南部の島々を開拓・・・当時は開拓という意識はなかったかも知れませんが、移住をしていきました。

その当時使われていた双胴船タイプの帆かけ舟をKattumaramと呼んでいたのです。

 

紀元前2500年というと、縄文時代より少し後で、エジプトではスフィンクスが建てられた頃です。

インダス文明が紀元前1600年に滅亡しているということがリンクしているのかどうか知りませんが、彼らは南の島に航海へ出かけました。

その頃の海はとっても怖いものだったと思います。

地球が丸いこともわかっていない頃です。太陽を周回していることも、月が地球を回っていることも。

六分儀なんて道具があったとも思えません。ましてやGPSも。

西洋人がそういう航海計器を発明する以前のことですから、彼らは航海にかけてはとても賢かったのでしょう。

そういえば、私がミクロネシアに行った時、たくさん使われていました。丸太をくり抜いたメインの船体に細い丸太をアウトリガーとして付けている船を・・・まるで私たちで言うママチャリ感覚で。

帆は、ナイロンでできたお米用の袋をつなぎ合わせたものでした。

 

カタマランは技術の進歩からうまれた最新鋭の船かと思ったら、歴史的に長い乗り物だったんですね〜。

 

本題から逸れましたが、カタマランはタミル語 kattumaram からきているもので、トライマラン・・・は後に派生してつくられた英語だと言えます。

タラマン、トライマランの語源なんて、別にどうでもいい話ですが、すっきりしました。カタマランって絶対英語の響きじゃないですものね。

 

カタマラン…が、丸太を並べて繋いだ…という意味なら、船体が3つあるトライマランもカタマランと言えるかも知れませんねッ。

 

私のタンデムアイランドはトライマラン・タイプのセイリング・シーカヤックです。

 

先ほど台湾あたりを起源としたポリネシア系の…と書きましたが、多分これには諸説あることと思います。

NZに居た時、新聞の見出しにデカデカとこう書いてありました。Maori from Japanese? 

Maori(マオリ)とはNZが西洋人に発見されたときの先住民族

台湾あたり…ではなく日本あたりが起源かも?と思うと、どうでもいい話だったはずが興味が出て来てしまいます。

☆デュアル・ステアリング!☆ タンデムアイランドのシビレるアイテム③

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ヨットに初心者のかたを乗せるときに心配することがいくつかあります。

ゲストが「船酔い」してしまわないか…というのが一番大きいでしょうか。

せっかく楽しみにして早起きしてきても、酔っちゃうと一日ブルーでしょうしね。

人によって酔うきっかけは様々ですが、今までの経験上、”酔う余裕が無い”状態であれば酔いにくくなるような気がします。

そういう状況を維持するのは、なかなか難しいんですけれどね。

難しい中で、酔う余裕をなくす方法としては、

ラダー)を任せて楽しんでもらう』のが今のところ最善ではないかと思っています。

針路を保つために遠くを見ることで揺れている感覚が和らぐのと、適度な緊張感がうまく作用するようです。

 

そういう面から見てもタンデムアイランドはとってもよくできています。

デュアル・ステアリング・・・をコントロールするレバーが、前後のコックピットにそれぞれ付いているのです。

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もちろんミラージュドライブ180°も前後のコックピットについていますし、セイルをコントロールするシート(ロープ)も前後どちらの人もコントロールできます。

ラダーの上げ下げも、セイルの巻きあげも、2人どちらでもできます。

つまり、お客さんを “お客さん扱いせず” 一緒に操船に参加して楽しむことができるのです。

出発する前に、簡単に説明しておけば海に出て大丈夫。少々操作を間違ってもタンデムアイランドはひっくり返りませんから!

 

10分もすれば、”私、ヨットを操船できる!”という状態になりますよッ!

それに、目線が水面に近くスピード感があるし、あまり傾かずに走るタンデムアイランドはとっても船酔いしにくい乗り物です。

 

初心者からベテランまで安心して楽しませてくれるのがHobieCat社タンデムアイランドのシビレるところです!

ひとりでできるもん!・・・タンデムアイランドの出し入れ

あの大きく重いタンデムアイランドをひとりで車庫から車のキャリアに移して、縛って走り出すまでの作業は、体がまだ眠っている朝イチの私には重労働…、

遊んで帰ってきて、車庫に収めるまでの作業もまたきつい作業でした。

・・・でした??

そう!解決したのです!!

それも、2,000円未満の出費で!

 

解決に導いたのは ルーフキャリアのメーカー innoのタイダウン・ストラップ2本です。(別にメーカーにこだわりませんが、ハイルーフ用の6mの長さのものはホームセンターにはあまり無い)

 

灯台もと暗し・・・で、今までタンデムアイランドをキャリアーに縛るとき使っていたタイダウン・ストラップは、金属製のストッパーが付いています。

そのストッパーのお陰で、ストラップの長さを好きな位置で簡単に止めることができるのです

f:id:kayakadv1:20170511145553j:plain ☆収納時はこのように上下逆さまにしているので…☆

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 ☆ タイダウン・ストラップでカヤックを中間の位置で止めたところ。ここまで降ろして写真のように表裏をひっくり返す。 ↑このセーフティーロープが車への移動の時にガイドラインとして役目を果たす ☆

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 ☆ いろいろ方法を考えたが、タイダウン・ストラップ2本で解決! ☆

 

タンデムアイランドを車庫から出す時の手順

①セーフティーロープ(タイダウン・ストラップにもしものことがあっても艇を落下させないためのロープ)を緩める

②タイダウンストラップを緩めて1mほど下げる

③キャリアに載せるためにタンデムアイランドを上下をくるっと反転させる(ヨイショ!)

④車を車庫の前に着ける

⑤セーフティーロープを調整してキャリアにタンデムアイランドをスライド移動させる

⑥あとは、amasや他の部品を積んで、最後、別のタイダウン・ストラップで縛って完了

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 ☆ よっしゃ~! 出発ぅ~! ☆

こんな感じですが、

このタイダウン・ストラップ吊りに改良する前は①~⑤までに30分掛っていました。

それがこの改良で(慣れもあいまって)10分程度にまで短縮され、それだけでなく、体力的にもとてもラクになりました。

これが煩わしいと、それだけで出艇する機会が減るというものです。

後日この様子は動画を載せることにします。

 

中型バイクの免許を取りに行った時、こんなに重いの!?と思いましたが、大型バイクを扱うようになると中型バイクが軽く感じられるものです。

タンデムアイランドも同じで、初めて持った時よりだいぶ軽く感じられるようになりました。持ち上げる時は、左手で艇を持ち上げ、右手でストラップを引けば・・・簡単です。

だからラチェット式の、通称「ガッチャ」や、テークルを使ってラクして上げ下げしようと考えなくて済みました。これでもう悩まなくて済みます!

 

これかはらは、タンデムアイランドのメインの船体だけなら、”そんなに重くありません”(笑)と言おうと思います。

ひとりでできるもん!!て

※横浜のサウスウインドのブログによると、主船体だけの重さは56.25kg、(マストなどフル・フィッティング状態で86.18kg)とのこと。

 

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タンデムアイランドのマニュアルに、適切な保管方法が図示されていました。

それがコレ(※日本語は私のコメント)

 

 

専用クレードルでなければ、上下を逆さまにした方がいいんですね。きっと構造的な理由なのでしょう。

あと、感心したことがあります。

こういうマニュアルの挿絵ひとつ取っても、ちゃんと2017年モデルの新しいタンデムアイランドの形に更新されていること。

☆ ガヂョン・ピン ☆  タンデムアイランドのシビレるアイテム②

車を買ったときに、

「この車はハンドルが壊れやすいので、予備が1個標準で付いてますんで・・・はい」とハンドルの予備を渡されたらいかがでしょう?

不安になっちゃいますよね~?

 

でも、このタンデムアイランドにはガヂョンピンの予備が最初から1本付いています。

ガヂョンピンというのは、船体と舵(ラダー)をつなぐ1本の軸、その軸が支点になって、ラダーが左右に動くのですから、とても大切な部品のひとつです。

 

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たいていここらへんの部品はステンレス製なのですが・・・タンデムアイランドについているのは樹脂製のものです。

 

購入前、買うかやめるか悩みに悩みながら試乗した時に、スタッフのかたに聞きました。

「壊れやすい部品ってありますか?」

すると用意していたかのように、この部品とこの部品・・・と数か所指摘しました。

ガヂョンピンもそのひとつ。

えっと驚く間も無く、その理由を説明してくれました。

 

一般的にヨットを走らせていると、浅瀬の岩や障害物に当たってしまうことがあります。

FRP製のディンギーヨットですと、それらが岩に当たるとセンターボードラダーが壊れます。修理は・・・船体の修理ほどではないにしても高くつきます。

一方、ポリエチレン製のタンデムアイランドは、もし、ラダーを上記のディンギーヨットのような固定の仕方をしたら、障害物に当たった衝撃で船体が割れてしまうかもしれません。あるいはガヂョン自体が船体から外れてしまうかもしれません。

 

ポリエチレン製の船体が割れてしまうと海の上では致命傷ですし、修理はおおごとです。

ですから、ガヂョンピンという数百円の部品が壊れることでラダーや船体が壊れるのを防いでくれるのだそうです。

 

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おお~~Hobie Cat社!恐るべし!なんという親切な設計なのだ!

フェイルセイフ(失敗をしても安全なように)、フールプルーフ(愚かな操作をしても安全なように)・・・安全を確保するための2つの思想が活かされている!

だからとても安全な乗り物だということが、わかるでしょ?

試乗しながらの質問・・・私は購入をやめるイイワケを探していたのかも知れませんが、逆に買う意志が固まりました(笑)

 

そんなわけで、タンデムアイランドにはガヂョンピンが1本予備で付いてきます。

後ろのハッチを開けるとそこに予備がぶら下がっています。

 

洋上でガヂョンピンを直しているかたの動画をYou Tubeで視ましたが、勇気ありますね~

洋上で修理せずにパドルを使って舵が切れないか、とか、早いうちに試してみないといけません。

 

その他の“壊れやすい部品”も、聞いて “なるほど~納得”  ですよ!

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ポリエチレン製のカヤックってどうよ?

ポリエチレン製のカヤックってどうよ?

 

と最初は思ったものです。

ヨットボートと言えば、ポリエステル樹脂にガラス繊維を 重ねて成形する強化プラスチック(いわゆるFRP)製が最強!と思っていましたから。

不思議なもので、私が ”タンデムアイランド欲しいモード" に入ってから、ポリエチレンって結構いいじゃないのぉ~という場面に出くわすことが増え、先に紹介した先入観はさっぱり無くなりました。

 

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旅行でGuam(グアム)に行った時です。

ホテルの前はプライベートビーチ。ホテル内の施設は使い放題、遊び放題。

レンタルできるヨットは残念ながらありませんでしたが、カヤックはいつでも使える状態でした。

それがsit on topタイプのポリエチレン製のカヤック

表面を見るとかなり使い込んだモノだということはわかりました。日本よりはるかに紫外線を多く浴びていると思われるそのカヤック、ビーチを引きずったり雑な使われ方をしているはずなのに、船自体はとっても元気なのです。

 

一方、一般的にFRP製のボートの劣化は結構深刻なものです。

強化プラスチックだと思って雑に扱うと細かいヒビから水が浸入して結構短い間に無残な姿になってしまします。

修理も大掛かりで…私には無理っぽいです。

 

ポリエチレン・・・思い浮かべられるとしたら灯油タンク。あれが一番身近ですね。タンデムアイランドは少し分厚い石油タンクのような造りです。

 

化学的にはエチレンの重合体(ポリマー)ということなりますので、「ポリ・エチレン」と書いた方がわかりやすいかも知れませんね。

f:id:kayakadv1:20170617141020p:plain ☆ ポリエチレンの化学式 ・・・で? ☆ 

スーパーの買物袋も、お風呂の桶も、冷蔵庫に入れる前に張るラップも、いわゆるタッパーも、みんなポリ・エチレン製。

服の繊維になるポリ・エステルも、車庫の屋根になっている透明の板、ポリ・カーボネートも、食品の保存でお世話になるタッパーのポリ・プロピレンも、それぞれの重合体、ポリマーなのです。

重合体という言葉は知らなくても「ポリ・バケツ」(もちろんポリエチレン製)なんて、もう日本語ですよね(笑)

 

ポリ・エチレンは1900年ころにドイツでのある実験の最中に偶然に見つかったものらしく、50年かけて量産化されるようになり、世界の隅々にまで広がったのですから運のいい素材です。

 ◎長所:成形しやすい、水が浸み込まない、薬品や油にも強い、価格が安い、(成形方法によってだが)強度が高い

 △短所:熱にあまり強くない、接着剤や印刷に向かない

こういう特性はありますが、難しいことはともかく、このポリ・エチレン製の船は結構イケるということです。

 

もし、タンデムアイランドFRP製だったとしたら・・・

  ①まずカートップで持ち帰ることは重くて無理でしょう

  ②船が重くなる分、帆走時のスピードは犠牲になるでしょう

  ③砂浜を引きずると底が痛むので、なんらかのガードが必要でしょう

  ④値段が高くて買えなかったでしょう

だからタンデムアイランドはポリエチレン製で正解なのです!

 

私の場合は室内保管ですので、野ざらし状態より劣化は遅いでしょう。将来このタンデムアイランドを中古艇として売る時が来たら、お買い得ですから(笑)今から書いておきますね。

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☆ 私のタンデムアイランドは室内保管です! ☆

☆ミラージュドライブ180°☆ タンデムアイランドのシビレるアイテム① 

 2017年のマイナーチェンジで、すでに完成形?と思うくらい、完成度の高い商品となった2017年モデルのタンデムアイランド

Hobie Cat社ミラージュドライブを世に出したのが1997年、1人乗りの姉妹艇アドベンチャーアイランドが発売されたのが2006年。それまでにいろいろな工夫がされながら11年経ち、革新的な部品が標準仕様となりました。

そのひとつが・・・

ミラージュドライブ180°


NEW 2017 Hobie Kayaks: Camo, Mirage Drive 180° w/ Reverse, & More! ICAST Report!

 

 ミラージュドライブとは、脚で踏みふみすると水中に出たフィンが羽ばたくように動き推進力を得るユニットです。

これだけでもかなり革新的な技術なのですが、このミラージュドライブ180°は、前進後進がワンタッチで変えられるというスグレモノなのです!!

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 ☆ 回転運動ではなく、往復運動なので動きが自然で、力が入りやすいし疲れにくいのがナイス ミラージュドライブはかなりな発明品です ☆

 

と言っても、実際、海に出てこれが必要になることは多分ないだろう・・・と思っていましたら・・・、申し訳ありません、さっそくその必要に迫られ、たっぷり使わせてもらいました。

この機能無しでは考えられないと思うぐらい素晴らしいアイテムです。

どんな時に必要性に迫られたのかというと、外からマリーナに入ってスロープから揚げようか、という時。

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☆↑ 前進 (FWD時 フィンの向きに注目!) ☆

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☆↑ 後進(REV時のフィン) ☆

 

マリーナに入って他の船の出入りやスロープが混んでるなど ”ちょっと待った” 状態になった時、おまけに風があって、じっとしていると流されてしまうような時・・・よくありますよね。

その地点でとどまることって、意外に船は難しいものなのですが、そんな時に、パドルを抜いてバタバタやる必要はなく、「REV」(リバース)のシフトケーブルを引けば前進と同じ力で後進ができます。

前進と同じ力で・・・というのは、ヨット乗りなら分かってもらえるかもしれません。

ヨットはマリーナ内での取り回しがとっても大変。船の形によっては後進が効かない・・・というものもあるくらいで。前進も後進も同じ力で動けるって、実はとてもありがたいのです。

 

先日、艇を揚げようとスロープを見ると、何組か作業中だったので、ちょっと待とうとしたのですが、スルスルと風に流されてしまうじゃないですか。

あ、そうそう!このタンデムアイランドは後進もできんだ!

と、前のクルーにも言って「REV」「FWD」のシフトケーブルを引いてもらって前進・後進をしながらラクラクその場にとどまることができました。

Hobie Cat社のHPによれば、ミラージュドライブ180°は、そんなマリーナでの取り回し時だけでなく、海上での釣りの場面で役に立つ・・・と書いてあります。

これはまた、やってみてレポートしたいと思います。

 

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  ☆ミラージュドライブは必ずセーフティーコードを付けて海中に落とさないようにしましょう!!(写真は陸上ですので大丈夫です)☆

 

このミラージュドライブ180°は艇の中心部分に挿し込みます。

クラッチが噛んで仮にひっくり返っても落ちませんが、重さもお値段も大きいので、海底に落とさないようにクルージングに出るときはセーフティーコードを付けておくことを忘れずに!

 

あ、こんなに艇の真ん中に穴があいてて、浸水して沈没しないの?って?

全然その心配には及びませんので安心してくださいね。